最近、意識し始めたからかどうか分かりませんが、産地が書かれた食品や調味料が多くなってきた気がします。長崎産のにぼし、北海道産の昆布、熊本産原料の合わせ味噌など西や北海道といった事故を起こした原発から離れた地域のものが目立つようになっており、食品メーカーも風評被害やら食べて応援と散々いってきたものの消費者の声は無視できなくなってきている様です。
事実、我が家でも2歳児がいることもあり、食べ物には気を使います。塩辛いもの、味付けが濃いもの、脂っこいもの、添加物やアレルギーが起りやすいと言われる食材もそうですし、やはり「分からない」と言われていても放射性物質のリスクというのは避けようという考えで食材を選んでいます。そうは言ってもたまにはポテトやハンバーグ等の外食もしますし甘いおやつもあげます。エビや蟹やソバ等だって少しはあげる様にもしており、リスクを完全に排除してはいけないとも考えています。あくまで基本は与えないに越したことはないという感じです。
その中でも放射性物質は目に見えないし検査有無や内容も曖昧なので、やはり産地に頼らざるを得ないという現状があります。「原発のそばは検査検出され、原発から遠く離れた西や北で検出されない。」とは絶対に言い切れませんが、可能性として原発事故の現場に近づけば近づくほど検出される可能性が高いと考えるのは普通だと思います。雪国まいたけ社の様に細かな検査結果を公表し放射性物質未検出としている企業の商品や、産地が事故地よりも遠い西や北の商品を選ぶのが懸命でしょう。最近では宅配サービスも産地や放射性物質には力を入れている様で、有機野菜や無添加食材の宅配サービスをしている「らでぃっしゅぼーや」でも産地限定野菜セットということで、日本産の食材は西日本や北海道に限定したセットも選べる様になっています。