「気象科学館」は、東京都千代田区大手町の気象庁1Fにある、雨・天気・地震・火山・気象衛星・災害・防災など気象がテーマの博物館です。
施設は広くないけれど、子供が楽しめる工夫が凝らされていて1時間以上遊べます。展示内容と息子達の反応から見ると、対象年齢は3才以上といったところでしょうか。
大手町駅から5分ほどと近く、室内なので雨が降っても大丈夫です。
目次
気象科学館の魅力は「気象を体感できる」こと。
気象科学館は、その名の通り「気象」に関する博物館です。
展示物を見て回るだけかと思いきや、映像を見たり、器具を動かしたり、身体で体感できる展示が多くて子供達(3才と8才)は大喜びでした。
土日祝の開館日限定だそうですが、館内入り口付近には2名の気象予報士の方がいて、器具の説明や動かし方を親切丁寧に教えてくれました。
超音波式積雪計で身長測定
雪が積もった高さを測る装置が置いてあり、その前に立って身長を測ってみようという展示内容でした。学校もみんなこれにすれば面白いのに。
降水量を自分で試す
「降水量20ミリとか30ミリとか、どれくらいなの!?」と思いがちな降水量。実際に水を貯めて降水量を測る装置を体験して試せるので、「へー」と思いました。
空から降ってくる雨ってどんな形!?
下からの風を受けて浮遊する水玉(雨水に見立てた水)の様子は、子供心をくすぐる様です。2人の子供達は雨粒の形が見られる装置を食い入るように見つめていました。
気象に関する人工衛星
気象衛星「ひまわり」や、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」といった気象観測に欠かせない宇宙技術が紹介されていました。
地震や津波の脅威
近年大きな話題となっている地震や津波の脅威が、ミニチュア模型やシミュレーターで紹介されており、子供達は「すごい」と興味津々でした。
気象科学館は駅近で無料です。
気象科学館は完全無料で遊べます
気象科学館は気象庁の1Fの一室です。
入館は完全に無料で、受付で「気象科学館を見に来た」と言えば、見学者であることが判別できるネックストラップ付きのカードを渡され、自由に気象科学館を見学できます。
食道やお土産売り場はありません
あくまで気象庁の一室の展示を見る/体験する設備で、レジャー要素はありません。食道やお土産売り場はありませんので、注意しましょう。館内飲食も禁止です。小さい子が水筒で水を飲むくらいは常識的判断で大丈夫の様です。
気象科学館へのアクセス。徒歩時間と行き方・入館のコツ。
一番近いのは東京メトロ「竹橋」目の前。
東京メトロ東西線の「竹橋駅」4番出口なら出口を出て右後ろの目の前が気象庁です。
東京メトロ大手町から徒歩5分
東京メトロの「大手町駅」からは徒歩5分ですが、東京メトロの丸ノ内線、東西線、千代田線、半蔵門線、都営三田線など5路線の駅なので、一番便利かと思います。
大手町駅を利用した場合の気象科学館へのアクセス方法を詳しく紹介しておきます。
東京メトロ大手町駅 C2b出口から徒歩5分
大手町駅といってもたくさんの出口があり、大手町駅の端から端は徒歩でかなり時間がかかります。大手町駅から気象科学館へアクセスする最短経路の出口はC2b出口です。
大手町に着いたら「C1〜C3」の案内表示へ
大手町駅の案内表示に「C2b」と書かれた案内はしばらくありません。それまでは「C1〜C3」と書かれた案内表示を頼りに進んでいきます。
出口を出たら後方、高速道路が見える方向へ
大手町駅C2b出口の階段を上ったら、上ってきた方向の後ろ方向に高速道路が見えます。
まずは高速道路に向かって歩きます。
高速道路はくぐらない。大手町合同庁舎の左側を進め。
高速道路が高架で走っていますが、高速道路はくぐりません。高速道路をくぐる直前の通りで左側を見ると「大手町合同庁舎」の建物が見えます。
大手町合同庁舎の右側しか通行できない様に思えてしまいますが、合同庁舎の左側を進むのが最短ルートです。大手町徒歩5分は合同庁舎左側を通った場合の所要時間です。右側を通ってしまうと8分くらいかかってしまいます。
信号は渡らず右手の建物が「気象庁」、その1階が気象科学館。
大手町合同庁舎の左側の道をまっすぐ進むと信号に突き当たります。信号を渡らず右手の建物が気象庁の建物です。
気象庁の正面玄関から入り、1Fの右側が気象科学館です。
東京駅から大手町駅は徒歩圏内
東京駅から大手町駅は歩けます。東京駅までの乗換を調べると路線によっては大手町から歩きと出るほどの近さです。
「東京駅は楽に行けるけど、大手町は乗り換えないといけない。」と思っているなら、東京駅から大手町まで歩くのがおすすめです。けっきょく乗換でたくさん歩くはめになります。
千代田線の大手町駅は小田急ロマンスカー停車駅です。
小さな子供とのんびり行くなら有料特急ロマンスカー
小田急線から特急ロマンスカーが千代田線に乗り入れています。代々木上原から下り方面から乗車するなら、小田急ロマンスカーで大手町まで行くとのんびりできます。
子供が小さくて長い乗車時間で座れないと困るなら、有料特急ですが小田急ロマンスカーはおすすめです。
遊び疲れた子供と帰るならやっぱりロマンスカー
代々木上原から下り方面まで帰るなら小田急ロマンスカーを使って最寄りのロマンスカー停車駅まで行くと楽です。
子供が小さいと、気象科学館から帰る頃には疲れて眠たいはずですし、有料特急ですが小田急ロマンスカーなら眠った子供を抱っこして立って帰るとか心配する必要がありません。
東京駅なら新幹線も止まります
新幹線に乗ってまで行くほどの施設ではありませんが、逆に新幹線の発車まで1時間空いちゃったな・・・という場合には、気象科学館で時間を潰すという利用方法はありだと思います。
東京駅までの徒歩ルートさえ確認しておけば、時間が合わせやすいのでおすすめです。
小さな子供たちでも楽しめた様です。
まだ、気象について知識もなく、ただの遊び場という感じでしたが、8才の長男も3才の二男も「楽しかった」と言っていました。
二男は帰りの電車で爆睡。
小さな子供がいる家庭では、時間のゆとりを多めに確保し、ロマンスカーなどを活用してのんびり旅を計画することをおすすめします。
コメント