JAXAの名前公募、人工衛星GCOM-CとSLATSの愛称が決まりました!!2機とも的中♪

JAXAが2017年5月31日まで、今年度中に打ち上げる2機の人工衛星の名前を公募していました。それが昨日の2017年7月14日、愛称の決定が告知されたのでした。

小田急のロマンスカーの名前募集とちがって早い!さて・・・いったい何の名前に決まったのでしょうか?

GCOM-CとかSLATSとかいうのは??

これは開発中につけられている名前です。正式な名前なのですが、人工衛星に詳しくない人が聞くとどんな人工衛星なのかイメージがわきません。

より多くの人に知ってもらって応援してもらう為には愛称というのは欠かせないわけです。JAXAで愛称を決めたり公募で決めたり・・・。今回は同時に打ち上げられる2機が公募されていたのでした。

「しきさい(SHIKISAI)」と「つばめ(TSUBAME)」に決定!

JAXA | 気候変動観測衛星(GCOM-C)と超低高度衛星技術試験機(SLATS)の愛称決定について
JAXAのプレスリリースページです。

気候変動観測衛星のGCOM-Cは、「しきさい(SHIKISAI)」に、超低高度衛星技術試験機のSLATSは「つばめ(TSUBAME)」に決定しました。

応募総数はGCOM-Cが6,673件、SLATSが6,222件だったそうです。この中で何名ずつが採用の名前を応募したのかは明かされていませんでした。とても気になります!

少し前に、小惑星探査機「はやぶさ2」が向かう小惑星(1999JU3)の名称公募の時は応募総数7,336件の中から30人が応募した「Ryugu」が選ばれたことと比べると名前の難易度からもっとたくさんの人が応募した名前だったのではないかと思っています。


小惑星1999JU3の名称が「Ryugu」に決定。私が募集した名称案のふりかえり。 | 私レポート
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私も応募しました。

私も今回、人工衛星の名付け親になろうと大量の名称案を応募していました。


JAXAの名前公募、GCOM-C/SLATS愛称募集の受付が終了しました。さてどんな名前に決まるのか! | 私レポート
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なんと2機とも採用!!

私が応募した名前、なんと2機とも採用です。

今回応募した名前は「GCOM-C」で22個、「SLATS」で30個といろいろ思いついて全部応募していましたので、数打てば当たるよと言われてしまえばそれまでなのですが、それだけまじめに考えたから両方とも名付け親になれたのでは??と思っています。

ちみに私が応募した名前と応募の際に記載した名前の理由です。

  • しきさい5/4に応募。色彩豊かな地球の気候を観測する人工衛星なので「しきさい」。何のひねりもない名前ですが、だからこそ多くの人が分かる名前になるのではないかと思いました。
  • つばめ5/5に応募。超低高度軌道の大気を飛ぶ人工衛星。低空飛行で大地を飛ぶ「燕」、その様子を連想させる身近な生き物ということで、この名前を考えました。

JAXA発表の選定理由も引用しておきます。

  • しきさい彩り豊かなイメージが、多波長を観測可能な多波長光学放射計(SGLI)により、植生、海洋、雪氷等、多くの観測対象をもつGCOM-Cの特徴を的確に表しているため。
  • つばめ細長い機体に太陽電池パドルをつけて超低高度を飛行するSLATSの姿が、ツバメが低空飛行する姿と重なり、SLATSミッションを的確に連想させる愛称であるため。

いやいや・・・2機とも採用とは。なんともうれしい結果でした。

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