アイソン彗星は見れないらしい・・・

本来ならば今頃はアイソン彗星 [C/2012 S1(ISON)] が尾を引く姿が肉眼で確認できるはずでした。しかし何日か前にアイソン彗星は太陽に近づきすぎたために消滅したのではないかという情報が飛び込んできいたので「見れないんだな・・・」と思っていました。

「そういえば、彗星そろそろだな。どうなったんだろう。」と本屋で雑誌を立ち読みしたところ、今日の明け方が一番明るくて見頃だと載っていました。

「あれ!?」とも思いましたが雑誌には「本誌が発売されている頃」と書いてあったので古い情報だということが分かりました。より正しい情報を求めてインターネットで探すと、国立天文台のページに以下の掲載がありました。

アイソン彗星は、近日点通過前の日本時間午前2時過ぎから暗くなり始めました。近日点通過後は、核と思われるような構造がほとんどなくなり、軌道上に広がった細長い構造が淡く輝くのみとなりました。これは核が崩壊した後の破片群、あるいは大きめの塵(ちり)の集団と考えられます。

このことから、今後、アイソン彗星が明るい彗星として見える可能性は低くなったと考えられます。

つまり、「アイソン彗星は太陽に近づいたところで太陽熱により壊れてしまい、観測するのが難しくなった。」ということです。残念・・・。

でも、本で仕入れた情報を頼りにアイソン彗星を見に行く人っていそうですよね。

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