お母さんほどではないにしても子供がいると自分一人の自由な時間は減りますよね。そこで最近は少しでも時間を有効に使いたいと、なんとなくやっては挫折してきた(「できる訳ないよね」と諦めてきた)速読を身につけようと勉強を再開しました。
でも、今回は私ではなく子供の思考の話しです。
右脳と左脳
読んだ速読の本によると、速読は右脳を使って写真を撮るように直接潜在意識へ記録するのだそうです。それがたとえ文字でも同じで、速読を身につけた人は何ページにも及ぶ文章であっても、つながった絵として記憶されるのだそうです。思い出すときは脳裏に映った写真をめくって記憶をたどり直感的に引っ張りだすのだそう。
一方で、私たちが普段使っている左脳では、物事を把握して理解して「だからこうだ(こうに違いない)という事実」を記憶します。思い出すときも「そういえば、こんなことあったな。」と状況を理解した上で記憶と照合して引っ張りだすのだと言います。
これを知ってまっさきに思ったのが、子供の記憶でした。
子供は直感的に判断しているみたい
これまで何度も息子の言動を見ては子供の記憶力ってすごいなと只関心していました。例えば以下の様なことがありました。(※ちなみに息子は2歳。少しずつしゃべる様になってきましたが、まだ文章をしっかり話す程ではない、根っからの電車好き。)
- 一度しか立ち寄った事のないパン屋さんの通りを車で走っていたときの事。ヨダレを垂らしながら「パン食べる」と言う息子。
- 行き先も伝えていないのにその方向に車で移動していると、だいぶ手前から、たとえいつもと違う方向から向かっていても「〜行く」とお店の名前をしゃべりだす息子。
- 電車には型というのがあります。大人では車体に書いてある型番でしか判断できない様なわずかな違いであっても、どんな方向からでも、それが簡略化されたイラストであったとしても。「あ、〜型だ。」と言い当てる息子。
- ある本で見た電車の写真を見て「〜だ。」と電車の名前を当てるとこまではいいとして、おもむろに別の本を開き始め同じ電車が載っているページ(同じページにたくさんの車種が載っている)を開き、「おんなじ」と指を指す息子。
- 字も読めないのに、同じ鉄道会社の駅名キーホルダーから「〜駅どれだ?」と聞くと「これ」と選び出す息子。
- 電車の音が聞こえてきただけで、「〜だ。」と型だけでなく急行や回送かなどを言い当てる息子。
もちろん100発100中ではなく自信満々で間違えることもありますが、かなりの高確率で的中しています。
だからきっと子供は右脳で判断しているんだろうな・・・と思った訳です。
成長とともに左脳人間になる!?
妻の弟は幼い頃、息子の電車と同じ様に自動車の車種を覚えるのが得意だったそうですが、いつの間にかそんな特技も無くなってしまったそうです。どうやらこういった話しは他の子供たちにもよくある様です。
文字を覚え始めた頃からなのかはわかりませんが、「覚えてたこと言えなくなる」→「左脳人に切り替わった」のではないかと推測してみました。真意のほどは全くわかりません。もし私が速読を身につけて右脳人間になれれば、それが正しかったか間違っていたかがわかると思っています。
可能性を生かさないと。。
速読の本でも「速読は一生役に立つので、せっせと塾に通わせ左脳人間に造り上げるよりも、速読を身につけて今後に活かす方がずっといい。」という様な事を書いてました。たしかにその通りだと思います。
息子には速読を習わせた方がいいのか、習わせるとしたら何歳くらいなのか、それはおいおい考えていくとして、今はとにかく息子には今の特技を長い間持続して欲しいと思いました。
左脳人間にならない接し方を左脳人間なりに考えていかなくてはダメですね。
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