最近なにかと恐竜に興味津々の次男(2才)。それなら恐竜の化石や骨格標本を見せてあげたいなと思っていました。
恐竜といえば博物館。上野に大きな博物館があると聞き、ゴールデンウィークを活用して恐竜を体感すべく、博物館散策計画を立てたのでした。
今回は、2才と7才の子供を連れて家族で国立科学博物館を訪れた体験レポートです。
目次
いざ国立科学博物館へ!
2才児といえば気分ひとつで心は大荒れ・・・。
子連れで東京まで電車で行くのは至難の業です。
さすがに7才の長男はおとなしくしていられますから、妻と私の2人で分担すれば次男もなんとか連れて行けるだろう・・・と判断。
万が一騒いで暴れ隣の人に手足があたったりしないように座席指定の特急ロマンスカーを活用することにしました。
普通列車の乗車時間を少しでも短くするために、遠回りして上野を目指しました。詳しい話しは次の過去記事で書いています。
幼児を連れて国立科学博物館に行こう!小田急沿線からならロマンスカーがおすすめ。 | 私レポート
過去記事もご覧ください。
目指す目的地は東京都。上野恩賜公園内にある国立科学博物館です。
恐竜以外も充実の展示
我が家はみんな博物館に行くのは初めてでした。漠然と「恐竜の骨が組まれて展示されている」イメージは持っていましたが、具体的にどんな場所なのかあまりイメージできていませんでした。
国立科学博物館では、恐竜だけでなくクマや鳥などの剥製やクワガタムシなどのメジャーな昆虫から、ジャングルで採取したとっても小さい昆虫たちや蝶々などの標本、魚や古代人などの模型など、とても幅広いジャンルの展示物が所狭しと展示されていました。
そのほかにも、稲作の移り変わりや、日本の人口推移、人間の暮らしの移り変わりなど、テーマ毎に模型と文章での解説を交えてとても充実した展示となっていました。
これには長男も次男も、スタートから大興奮でした。これが途中で失速する原因にもなるのですが・・・。つまらないよりはいいですよね(^_^;)
屋内だけでなく、屋外にも蒸気機関車D51や、巨大なシロナガスクジラの模型が展示されていて国立科学博物館を出たあとも楽しんでいました。
GWだからか大混雑
大型連休だからか、普段の休日もこんなになのかは分かりませんが、GWの国立科学博物館は大混雑でした。特に特別展示の「人体」は入場制限がかかるほどの大盛況でしたね。私たちは恐竜を目指していたので気にしていませんでしたが、こうも人気をみせつけられると行ってみたくなってしまいます(^_^;)
JR上野駅も大混雑。これを予想して日比谷線の上野駅を利用したのは正解でした。
ちょっと歩く距離は長くなってしまうので、日比谷線上野駅で列車を降りたところから、国立科学博物館の常設展示入り口までの2才の次男を抱っこしたり歩かせたりで所要時間は20分ほどかかりました。
展示室も大混雑でした。行きたい場所に行けない・・・というほどの混雑ではありませんでしたが、行き来する人がすれ違うのがやっとという混み具合の展示室もけっこうありました。
特に館内の中二階にあるレストランはすごい混みようでした。GWのお昼12時時点で60分から65分待ちと掲示されていました。実際は1時間以上まっていたと思います。順番が回ってきた時に居ないととばされてしまうので、妻と私が交代で息子を1人ずつつれてミュージアムショップで買い物をして待っていました。
ミュージアムショップも大混雑でどれを買おうか見て回るのが大変でした。一方でレジは空いてましたね。レジ待ちは常に数組くらいだったので買う物が決まってからはスムーズでした。
館内レストランのユニークメニュー
お弁当や売店で買った食べ物を持ち込んで飲食できるラウンジやテラスもあるのですが、大混雑とはいえ博物館ならではのオリジナルメニューがある館内レストランは利用しておきたいところです。お昼時間を見据えて早めに待ちリストに名前を書いておくのがいいと思います。
館内レストランには、恐竜の足形ハンバーグや、パンダの顔を型どったオムライスなど子供が喜びそうなメニューがありました。
お目当ての恐竜展示も期待を裏切らず。
恐竜好き次男が楽しみにしていた恐竜展示も期待を裏切らず充実した内容でした。
地球46億年の歴史を数分のアニメーションで紹介する展示室には巨大なアロサウルスの骨格化石がありました。子供達も私もその大きさに圧倒されていました。
ヒパクロサウルス(カモノハシ竜)が咀嚼する様子を動く骨格模型で見れたり、トリケラトプスやらステゴザウルスやら私が子供の頃にもよく聞いた恐竜の骨格化石などが一同に集う展示室もあり、お目当ての恐竜展示も満足する内容でした。
ミュージアムショップもお出かけの醍醐味
お出かけで忘れてはいけないのが、お土産ですよね。国立科学博物館にもミュージアムショップがあり、博物館ならではの品揃えでした。
化石も売っていましたが数万円もしてとてもではないですが手が出せませんでした。琥珀に小さな虫が入ったものが3,000円ほどで売っており、買うならこれが限界という感じでした。
結局子供達は数百円のハチ公のぬいぐるみを買っていました(^_^;)
到底見切れない情報量、また行きたいと子供達。
国立科学博物館は4時間いたくらいでは到底見切れない情報量でした。4時間の内容を語るだけでも、ブログでは長くなりすぎて語りきれないほどです。
初めての博物館で知らないことの連続でしたが、次男の恐竜好きが理由で訪れた国立科学博物館。次男が興味津々で見てくれたので親としては大満足でした。
通常9時から17時までオープンしているので見ようと思えばまだまだ時間はとれたのですが、子供達の集中力もそう長くは続かないので予定通り帰ることにしました。
子供達も「また行きたい」と言っていますし、また日を改めて訪れたいと思います。
2才の次男は展示物の迫力に喜ぶ一方で、7才になる長男は展示物の掲示や映像による解説内容に興味津々の様子だったのが印象的でした。
やはり博物館を選んだのは正解でした。
これだけ展示内容に興味を示すとなると、博物館探しの時に見つけた「国立科学博物館のひみつ」などで私が予習をしておけば、子供に解説したり博物館見学ルートを考えたりするのに役立ちそうな気がしました。
最後に・・・
館内には階段やエスカレーターがたくさんあるので、小さな子を抱っこしながら・・・というのはとても大変なのですが、好奇心が旺盛なちびっ子のうちに気合いを入れて一度訪れてみることをお勧めします。
コメント