宇宙のゴミ問題に挑む民間企業「アストロスケール」

宇宙ゴミって知ってますか?スペースデブリともいいます。宇宙空間では地球の周りをぐるぐるといくつもの人工衛星が飛び回っています。飛び回っているといっても無重力状態でくるくる回っているので燃料がなくても回ります。

だから、使い終わって用済みになった人工衛星も、壊れてバラバラになった人工衛星の破片も地球の周りをくるくる回り続けてしまいます。これが宇宙ゴミです。

宇宙ゴミの問題

宇宙開発が盛んになり人工衛星を各国が打ち上げれば打ち上げるほど、この宇宙ゴミが増える傾向にあり、近い将来は「人工衛星を打ち上げるスペースがなくなるのでは?」という懸念もあがっています。

こうのとり6号機によるテザー実験

宇宙ゴミを減らそうという試みは既に始まっています。2016年12月9日に打ち上げられたJAXAのISS補給船「こうのとり6号機」では、テザーというワイヤーで宇宙ゴミを大気圏まで持ってくるための技術検証を試みました。

結果は失敗でしたが、次に繋がる成果は得られたようです。

「アストロスケール」の作戦

そして、NHKニュースの記事で知ったのですが、「アストロスケール」という民間のベンチャー企業も宇宙ゴミ問題に一石を投じようとしているのだとか。

宇宙ごみの“脅威”に立ち向かえ|NHK NEWS WEB
参考にしたページです。

「アストロスケール」の作戦は、ミリ単位の宇宙ゴミですらも位置を把握できる人工衛星を打ち上げて位置を把握した後、宇宙ゴミとくっついて大気圏まで落ちていく別の人工衛星を打ち上げることで宇宙ゴミを除去していこうというものでした。

どういったビジネスモデルで資金調達と運用をしていくのか面白そうです。

ところでこういった当面は研究という事業の資金ってどうやって調達してるのでしょう・・・。気になります・・・

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