昨日、我が家のコリドラス(熱帯魚)が産卵しました。前回は去年の年末に初産卵を迎えたのですが、孵化直後に全滅・・・。前回の全滅は「卵のカビ予防には水道水がいいよ」という情報を試した結果、塩素にやられてしまった可能性が高いので、今回は飼育水で孵化からチャレンジしようと思います。
まず今回は、産卵した卵が他の魚に食べられない様にプラケースに移した話しです。
目次
前回、初のコリドラス産卵を経験。結果は絶滅・・・
今回のコリドラス産卵は2回目です。前回は昨年の11月半ば、急に寒くなってきた頃に経験していました。卵の孵化に水道水が良いという情報を掴むも失敗、私には水道水による孵化は荷が重いと感じた一事件となったのでした。
水温を下げ、産卵に望んでいた。
正月休みの最終日、コリドラスが産卵したわけですが、卵が産まれると何かと忙しいため、今回は正月休みでの産卵を狙っていたのでした。
そんなことができるの?
できました(^_^)v
コリドラス産卵のポイントに「産卵周期は3週間ほど」「水温を22℃程度まで下げると良い」という話しがあったので正月休み中に水温を20℃くらいまで下げてみたのでした。
活発に泳ぎ回るコリドラス
正月休み最終日の朝、朝ご飯を作っていると何やら慌ただしい様子のコリドラス達の姿が目に飛び込んできました。前回経験した普段のおとなしさとは違い活発に水槽前側まで出てきて泳ぎ戯れるコリドラス。これはまさかと思ったら、そのまさかでした。
既に産卵開始していた
いつのまにやら水槽前面のガラス壁に卵が産みつけられていました。前回は「何の卵??」と戸惑ったところでしたが、今回はコリドラスの活発な動きと水温を下げ狙っていたことから、すぐに「コリドラスの卵だ」と確信できました。
他にはないかと確認したところ、壁掛けフィルタからの水が流れ込むわりと水流のある背面のガラス壁にも卵が産みつけられていました。
チェリーバルブが襲いかかる
卵はごちそうです。いくらの卵なんて美味しいですもんね。
そんな感覚で、いち早くコリドラスの卵を発見したチェリーバルブが、産みつけられた直後の卵に襲いかかっていきます。
これは一大事です。・・・と思いつつもネタになると写真パチリ(^_^;)
何かガードできるいいものは無いかと探してみると、稚魚の隔離用に使うプラケースの蓋が、少し返しがついていて凹状になっており、うまく蓋になってくれそうでした。洗濯ばさみで固定して一安心。ゆっくり卵の安全確保に移れます。
いくらつんつんしたって無駄です。それはプラケースの蓋です!
卵をプラケースに移動
産みつけられた卵は放っておくと、チェリーバルブなどの他の魚にもですが親であるコリドラスにさえも食べられてしまいます。そこで産卵された卵はプラケースに移動して他の魚達から隔離してやらなければなりません。
前回は水道水で痛い目に遭っているので、今回は飼育している水を使うことにしました。飼育水を使うとなると「卵がカビないか」が気になるところです。
そこで今回は側面にスリットが入っていて、飼育水が直で使える稚魚用のプラケースを使用してみることにしました。これなら水槽とプラケースが直結なので常に水替えをしている状態にもなり、安心感が高まります。孵化したら横のスリットの隙間から逃げ出してしまいそうな不安もありますが、孵化までの数日の間に考えることにしましょう・・・
ところで今回使用したプラケースですが、水作(すいさく)というメーカーの「水に浮く上下する産卵箱」というやつです。水に浮く作りなので吸盤で水槽に固定しておかなくても沈むことはない(万が一吸盤が外れても沈まない)し、水槽の水が減っても浮いているので水位が下がって卵が水面から出てしまう心配もなく、今回は応急的に卵を他の魚から護るために蓋が使えたりと、かなりおすすめな商品です。
Amazonの商品詳細ページへのリンクですがよろしければチェックしてみて下さい。
無事に孵化し、育ってくれるでしょうか?
さて、今回はどれくらいの卵が孵化して、どれくらいの稚魚が育ってくれるのでしょうか。前回の一夜にして全滅という惨劇にはならない様に頑張りたいと思います。
4才の息子も稚魚の誕生を楽しみにしてます。
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