インターネットショッピング大手の「Amazon」で買い物をしていたところ、お届け先住所で「受取スポット」が選択できることに気がつきました。
自宅以外で受け取れることは想像できますが、どこでどういった仕組みで受け取れるのかが想像もつきません。そこでAmazonの「受取スポット」とはどのようなサービスなのか、身をもって体験してみることにしました。
実際に「受取スポット」を利用した流れと時間について、利用した際に感じた注意事項を織り交ぜながらレポートします。
目次
Amazonの配送サービス「受取スポット」とは?
身近な店舗で受け取れる便利なサービス
Amazonでの買い物で「受取スポット」を指定すると、自宅や職場でなくとも近所のローソンやファミリーマート、ミニストップなどのコンビニエンスストア店舗や、ヤマト運輸営業所で荷物を受け取ることができる様になります。(2019年8月時点)
従来からある「郵便局留め」が郵便局限定なのに対し、「受取スポット」はコンビニエンスストアやヤマト運輸営業所など、より身近にあって使いやすいサービスです。
24時間好きな時間に受け取れる
郵便局の営業時間を考えると、コンビニエンスストアは24時間、ヤマト運輸の営業所も店舗によりますが21:00頃まで営業しているので、とても便利です。
でもやはり「受取スポット」を活用するなら、近所にあって24時間好きな時間に受け取れるコンビニエンスストアを指定するのが最も有利です。
「受取スポット」を利用た受け取り場所の指定方法
どのタイミングで「受取スポット」が指定できるのか?
注文を確定する直前の画面で「受取スポットにもお届けできます」と表示されていれば、購入しようとしている商品の受取に「受取スポット」が利用できる合図です。荷物の大きさや重さによっては、受取スポットが利用できない場合があります。
受取スポットの選択はボタンを押すだけでOK
「受取スポットを選択」を選択すれば、近所の受取可能な店舗がマップ付きで一覧表示されるので、好きな店舗を選び「ここに届ける」ボタンを押すだけで簡単に指定することができます。
受取スポットを選ぶ時はここに注意!
「受取スポットを選択するなら、会社帰りの最寄り駅付近のコンビニがいいだろう。」と考えたのですが、注文確定の直前で思いとどまりました。
なぜなら、荷物を受け取ったら自宅まで持って帰らなければならないことに気付いたからです。
ただでさえ大きめの箱で届くAmazon、今回はちょっと大きな箱で届くことが予想できました。もしこれで5kgとか10kgとかあった場合、持ち帰るのも一苦労です。
最終的に私が選択した受取スポットは、「自宅に帰った後に車で行ける、自宅近辺の車で行きやすいコンビニエンスストア」に決めました。
荷物を受け取り車に積んだら助手席を占領するほどの大きさでした。車で取りに行って正解でした。
しかし、Amazonの箱がベコベコに潰れてるのは何故!?
「受取スポット」では、どうやって受け取るのか?
受取方は店舗によって少しだけ違う
Amazonによると、コンビニ店舗かヤマト運輸営業所かで受取方法が違うそうです。
コンビニ店舗で商品を受け取る際には、商品の到着をお知らせするEメールに記載されている認証キー(お問い合わせ番号と認証番号)、またはバーコード(ローソンで受け取る場合のみ)が必要です。ヤマト運輸の営業所で商品を受け取る場合は、発送確認メールや注文履歴に記載されているお問い合わせ伝票番号、および本人確認書類が必要です。
Amazon
今回は「受取スポット」にファミマを指定
今回、荷物の大きさからローソンは選べず、近所にミニストップは無かったためファミリーマートで受け取ることにしました。
近所にヤマト運輸の営業所もありましたが、21:00までしか営業していなかったので、念のため避けました。
荷物の受取には、荷物が到着した際に届くメールが必要
注文してからも「受取スポットに荷物が届いたことを、何で知り、どう受け取るのか?」が一番の心配事でしたが、商品が近くにやってくるにつれて次第に明らかになってきました。
ファミリーマート(コンビニ)で荷物を受け取るには、「受取スポット」で荷物を引き渡せる準備が整った段階で、Amazonに登録しているメールアドレスにメールが届くのだそうです。
そのメールには、荷物を受け取るために必要な情報が書かれて届くとのことでした。
実際届いたメールには、コンビニで受取で使うバーコードを表示するリンクと、コンビニのチケット端末(ファミマはFamiPort)で認証するためのコードが書かれていました。
レジでバーコードを見せるのが簡単
スマホを持っていれば、Amazonから届いたメールのリンクをコンビニで開き、表示されたバーコードをレジの人にピッと読み取って貰うのが簡単です。
荷物を受け取って、通常通り受取のサインをして、受取確認票の1枚紙を受け取って、手続きは完了です。
PCメールで受信していたり、スマホを持っていない方は少々面倒
私はPCのメールアドレスをAmazonに登録していたので、Amazonから受信したメールをスマホのメールアドレス宛てに転送する手間が必要でした。
FamiPortの認証コードをメモしてFamiPortで手続きする方法も考えたのですが、FamiPortに並んで12桁と7桁のコードを打ち込むのも面倒だったので止めました。
Amazonのサイトにバーコードを印刷して持って行く方法にも触れられていましたが、少なくともファミリーマートではバーコードは表示後30分だけ有効と書かれていたので、気が焦ってしまいそうでお勧めできません。
注文してから受け取れる様になるまでの所要日数は?
普通にAmazonで注文した場合とほぼほぼ変わりません。受取先が自宅か店舗かの違いだけで、受取までの所要日数が極端に長くなると短くなるとかいうことはありません。
商品が受取スポットに到着してから受取可能になるまで数時間かかるということで、実際のところはAmazonで商品の到着通知が来てから1時間後に受取で必要なメールを受信しました。
受取スポットに到着後の引き渡し準備の分だけ配送時間は長くなりますが、誤差程度の時間です。
果たしてAmazonの「受取スポット」は使えるサービスなのか?
実際に「受取スポット」を利用してみて、特に急ぐ商品でなければ自宅で受取が一番いいと思いました。受け取れなかった場合は再配達が必要ですが、自宅で待っていて受け取れるメリットは商品が大きくなればなるほど、重くなればなるほど大きくなります。
自宅に宅配ボックスはないけど、再配達を待ってられないほど急いで手に入れたい商品なら、受取スポットでの受取はおすすめです。
あとは、誰にもバレたくないような商品とか、家族へのサプライズプレゼントを受け取る場合にも、安心して受け取れるのでおすすめです。
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