息子がカブトムシの標本を作成中。今どきはそんな楽しみ方なんですね。

子供や育児の話題
はじめての かんたん! 昆虫標本セット

妻の実家でお義父さんから野生のカブトムシやらクワガタやらをたくさんもらってきました。数箱の虫かごでカブト・クワガタの飼育を始めた息子。

とある日、連れていかれたペットショップの一画で「はじめての かんたん! 昆虫標本セット」なる商品が目にとまりました。

このときはまだ、まさか我が家でこのキットを買って標本作りがスタートしようとは・・・夢にも思いませんでした。

子供の頃に「標本を作ろう」なんてあった!?

「えっ!?そんなことするの?」が第一印象

今回初めて「標本キット」なる商品を知ったのですが、その第一印象は「死んだら埋めてやれよ・・。標本にまでしなくていいだろうに・・」というマイナスなイメージでした。

私が知らなかっただけかも知れませんが、30ちょい年前って、一般庶民が昆虫標本なんて作ってましたっけ??

インターネットにも標本の作り方がたくさん。

インターネットで調べてみると、カブトムシやらクワガタやらの昆虫標本を作る方法がたくさん載っていました。

クワガタ・カブトムシ標本の作り方! | 月虫
簡単に本格的な標本を作ろうってブログです。

どうやら標本作成は一定の市民権を獲得しているみたいですね。私の「かわいそうだ」という古い考え方は、今の時代改めねばならない様です。

我が家のカブトムシが星に・・

死んでしまった残念・・ではない!?

それから数日ほどして、カブトムシ一匹がお亡くなりになったという報告を息子から受けました。

どこに埋めたのかと聞くと埋めておらず、標本を作るのだと言います。

妻が標本の作り方をいろいろ調べている様子でしたが、せっかくだし近所のホームセンター内にあるペットショップへ、標本作成キットを見に行くことにしました。

 

死骸を暗所に保管中

ところで、カブトムシの死骸はというと・・。別の虫かごに移して直射日光の当たらない暗所に保管しているとのこと。

へー・・。カブトムシって簡単には腐らないんですね。見せてもらいましたが、ツヤツヤしてきれいな寝姿でした。

標本キットでカブトムシ標本作成中

標本キットを買いにペットショップへ

さて、標本キットを買いにペットショップへ。このあいだ見た商品を選びました。

単に標本を作る為の薬剤だけでなく、ジオラマ風に飾れる情景パーツ?的なセットになっていて楽しめそうなセットです。

標本をジオラマの様に飾る為の付属品

2つあった在庫が1つになっていて、危なく売り切れのところでした。

ネットによれば標本キットなんて買わなくても作れるんですけどね。

妻も私も調べたところでは、薬剤に頼らなくても熱いお湯を使って標本は作れる様です。

ただ、薬剤を使うより時間がかかったり、お湯を用意する手間やお湯の温度管理など少々時間とコツが必要そうでした。

息子は小学校二年生。私が標本作成するならいいですが、息子に体験してもらうには、火を使ってお湯を作っては敷居が高く、大半を手伝ってやらなくてはなりませんからね。

標本キットの使い方。

息子が自分の手だけでできるのが魅力。

そんな理由もあって、小さい子供が自分の手で標本を作るには、標本キットがベストチョイスでしょう。

昆虫標本の作り方は至って簡単。

今回購入した標本キットの場合、A液とB液の標本液が2種類ついていて、死んでしまった昆虫を最初はA液に浸して3日間暗所で保管、その後B液に移して3日、そのご付属のスポンジに足を引っ掻けて固定して数日乾燥させれば完成とのこと。

A液、B液は食品添加物で毒性や刺激性を心配するが必要ないそうですし、熱いお湯も虫ピンも使わないので安心です。

私が説明書を読んで教えて、息子が自分で作業

これだけ安心なら、子供に説明書を読んで理解して作業してもらって・・でもできるとは思ったのですが、親子で取り組むという経験も重要かなと思い。

息子と一緒に説明書を読んで、「これがA液だね。まずはこれにカブトムシを浸すのか。」と作業イメージを合わせた上で、息子に作業をしてもらうようにしました。

やってみて初めてわかるところは、「浮いちゃうんだね。。頭が液から出ちゃってるからもう少し、こうやって空気を逃がして閉じてあげれば?」などとアドバイスをして息子に手直ししてもらう様にしました。

息子のため・・というよりは、大人も子供も楽しんじゃおうという感じですね。

うまくできるかな?

まずはA液で3日じっくり待つ。

まずはA液にカブトムシを漬け込み、3日間じっくり待ちました。

次にB液に入れ替えてさらに3日間

続けてB液に入れ替えて3日じっくり待ち始めたところです。

標本液に浸したカブトムシ

最初こそ、私にとっては「えっ!?」と思った昆虫標本作りですが、初めてしまえばなんてことはなく楽しめています。死骸が死骸にすら思えなくなるから・・気の持ちようって不思議ですよね。。

無事に完成したらまたレポートします。

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