都営地下鉄の新宿線を走る10−000形最後の10−280編成が2018年2月11日の日曜日にラストランを迎えたそうです。
都営地下鉄線が乗り入れている京王線の若葉台駅でラストラン当日、たまたまその車両の到着を目撃したのでした。
10−280形の呼び方
ところで10−280形と書いてなんて読むのでしょう・・・。
7才の鉄道マニアの息子に聞いてみると、さも当然の様に「いちまん形のにひゃくはちじゅう編成だよ」とのこと。「−がついていても1万形なの?」と聞くと「そう」なのだとか。
電車の呼び方って難しいですね。
ラストラン!そんなこととは全くしらず・・・
さて本題に入りまして・・・
その日が新宿線10−000形のラストランだとは知らなかった私、2才の息子とスタンプラリーに出掛けていた私たちは、都営新宿線が乗り入れている京王線の若葉台駅で謎の撮り鉄集団を目にしました。
若葉台には京王線の車両基地(若葉台検車区)があり、てっきりそこから 総合高速検測車のDAXとか珍しい車両が出てくるのを待っているのかと思っていました。
通る電車を一通り撮影している撮り鉄の方々。目的の電車を待ちながら試し撮りでもしている様子でした。
ただ、車両基地の方からくる電車を待っているわけではなさそうでした。
隣駅からの電車が来るたびに、時計を見ては「〜分予定なんだけど・・・」とか「遅れているのかな・・・」とか話している声が時折聞こえてきます。
次に何かが来るらしい!
電車にのって速く目的地に行きたかったのですが、電車が着てドアが開いたところで、「これも違った」という声が聞こえてきたのでは、この電車は見送って次を待つしかありません。
次の電車は新型の5000形でした。準特急、通過電車です。
「あーこれか!でも、これをわざわざたくさんの撮り鉄が狙うかな!?」と思ったのですが、撮り鉄達のお待ちかねは新5000形ではなかった様です・・・。
すぐさま「この次の電車だ!」と聞こえてきました。
都営地下鉄車両の古そうな電車が・・・
そして次に来た車両は都営地下鉄線車両の古そうな車両でした。そんなに電車に詳しくない私は、とりあえず撮り鉄のみんなにあわせて撮影しておくことにしました。
そして駅に入ってきた車両の先頭を見て、「おや・・・なにか付いているな・・・」と気付いた私、止まった最後尾を見ると「10−000形 さよなら 1978-2018」と書かれたステッカーが付いていました。
目的は「10−000形ラストラン」
でもこれなのかな??と半信半疑の私でしたが、どうやらこれだったようです。
この都営新宿線車両が過ぎ去った後、たくさんの撮り鉄達も一斉にいなくなりました。
後で6才の息子に聞いてみると、ラストランだったのかもとのこと。ネットで検索してみるとやはりラストランだったとのことです。
さよなら10-000形。都営新宿線で最後の1本・10-280編成、2月11日に引退 | ゆけむりミルキーウェイ
参考にしたページです。
図らずして10−280編成のラストランを目撃した2才の息子と私、その場に居合わせなかった7才の息子はとても残念そうでした。
その日その時までラストランのことなど知らなかった私ですが、古い形の車両が無くなっていくというのも少し残念ですね。
ところでラストランと言えば、今日寄り道した本屋さんで「鉄道 ザ・ラストラン 創刊号 (寝台特急北斗星) [分冊百科]」という雑誌を見かけました。デアゴスティーニが色々なシリーズを出している、隔週で発売される小雑誌を集めると百科事典となるアレです。
このシリーズ創刊号だけが異常に安いので、最近ラストランがホットな7才の息子に思わず買って帰ろうかと思ったのですが・・・。きっと「続きが欲しい、欲しい」言って大変なことになるのでいったん思いとどまって帰ってきました(^_^;)
また本屋で見かけたら買っちゃうかもしれませんけどね。。
コメント