先日、7才の息子とコンプリートを果たした東武鉄道主催の「鉄道むすめSLスタンプラリー2017」、2017年12月8日〜2018年3月25日迄とまだまだ開催中です。
このスタンプラリーで、鬼怒川温泉駅から東京メトロ、小田急線とひたすら下り帰ってきた際の話しです。最後の自宅最寄り駅で出場しようとして、ゲートが開かないという事態に遭遇しました。
目次
ちょうど居合わせた駅員さん
改札口には、ポスターの張り替えで駅員さんが居合わせていました。
PASMOタッチがうまくいかず、たまたまゲートが開かなかっただけかな・・・と3回ほど繰り返したところで、駅員さんが「ICカードは反応している様なのですが・・・」と不思議そうにやってきました。
鬼怒川温泉は遠すぎた・・・
もう一度改札にタッチしてみても、ゲートは閉じて通れず・・・。「どこから乗りました?」と聞かれたので「鬼怒川温泉です」と答えると、納得した様子で「改札を通過して4時間経つと出られなくなるんです。それかもしれません。」とのこと。
今時は便利なもので、鬼怒川温泉駅から東武線が東京メトロの日比谷線に直通しており、日比谷線から千代田線は同じ東京メトロなので改札を出る必要もなく、千代田線は小田急線に直通している為、改札を一切出る事無く鬼怒川温泉から小田原までも行けるのです。
駅事務室は状況を把握済み
駅員さんがインターフォンで駅事務室の駅員さんに問い合わせていました。問い合わせを受けた駅員さんはすぐさま「鬼怒川温泉からご乗車のお客様ですね。4時間経過していますね。」と素早い反応。
自動改札でひっかかった人がどこから乗車してどれくらい時間が経っているのかがぱぱっと分かる様です。これは悪いことはできないですね。
すぐさま手続き開始。でも・・・
状況を説明するまでもなく、私たちの乗車が正当なものだということがわかった様ですぐさま手続きに入りました。駅窓口が併設されていない寂れた方の改札だったため、駅構内の自動精算機が遠隔操作で手続きできるモードに設定されました。
ほとんどの操作は居合わせた駅員さんがやってくれたので、すぐさま手続きが完了して出場・・・かと思いきや、そうではありませんでした。
強制出場と運賃精算
まずは時間切れで出られなくなっているので、強制的に外に出たことにする手続きが行われました。自動精算機が強制出場の設定に代わったところで、ICカードを自動精算機に通して鬼怒川温泉からの乗車という記録が消されました。
続いて鬼怒川温泉からここまでの運賃を精算する画面に切り替えられ、運賃が表示されました。息子のICカード手続き時に何かに気付いた駅員さん。「これこども運賃ではないですね。」ということで、再び事務室の駅員さんに設定を変更してもらい、こども運賃が表示された精算画面に切り替えられました。
ICカードを通して運賃精算が完了すると、ICカードと共に精算切符(紙の切符)が出てきました。この紙の精算切符を自動改札に通して、無事に出る事ができました。
乗り継ぎ駅、時間に余裕があるなら出て入った方が良い。
そんなイライラするほどではなかったとはいえ、自動改札を出るまで時間がかかってしまいました。「遅くなっちゃったし、急いで帰ろう」というタイミングではけっこう痛手でした。
1つの鉄道会社の路線中での途中下車だと初乗り運賃が必要になるので損してしまいますが、東武線から東京メトロに乗り換える駅や、東京メトロから小田急線に乗り換える駅など、鉄道会社またぎで初乗り運賃が発生する駅なら改札を出ても損することはありません。
改札に入ってから「このままだと4時間を超えそう・・・」というのであれば、仮に5分ロスしてもいったん改札口から外に出て、再び入場して4時間をリセットした方が、最終的には時間が短くて済むと思います。
今回は同じ駅で降りる人がほとんどいなかったので助かりましたが、新宿とか乗降客がとても多い駅で今回の状況になってしまっていたら・・・
改札口を利用するたくさんの人から「邪魔だな」という目で見られてもしまいますし。
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