PC選び、量販店モデルは安いけど・・・やっぱり安い訳がある。

パソコンを選んでいると、メーカーのオリジナル製品と同じ様な名前で「量販店モデル」というより安価な製品が売っていることに気付くことがあります。

「家電量販店がたくさん売るから安いのかな!?」

いえいえ・・・どうやらそうとも限らない様です。

こんな違いがありました。

まずはオリジナル製品。NEC のノートパソコン LAVIE Hybrid ZEROシリーズの「NEC PC-HZ550DAB LAVIE Hybrid ZERO」です。価格は2016年11月18日現在で10万5千円ほどでした。(価格は日々変動します)

続いて、上記製品の量販店モデル「PC-HZ550DAB-Y ストームブラック LAVIE Hybrid ZERO HZ550/DAB-Y(量販店モデル)」です。こちらの価格はなんと7万円ほどでした。(こちらも11/18時点。価格は日々変動します。)

カタログスペックを並べてみます。

メーカーオリジナル量販店版
カラーストームブラックストームブラック
OSWindows 10 Home 64bitWindows 10 Home 64bit
液晶サイズ13.30 インチ13.30 インチ
CPUIntel Core i5 2.3GHz/2コアIntel Celeron 1.6GHz
最大メモリ容量4 GB4 GB
SSD容量128GB128GB
統合ソフトMicrosoft Office Home and Business PremiumMicrosoft Office Home and Business Premium
商品重量780 g1.7 Kg
商品サイズ21.2 x 31.9 x 1.7 cm21.2 x 31.9 x 1.7 cm

カタログの掲載値をそのまま転記したのですが、量販店版の商品重量1.7kgの記載・・・おそらく誤記です。オリジナルと大きさも変わらないのでさすがに1kgも増えないだろう・・・というのと、カタログには「毎日持ち歩きたくなる感動の軽さ」と謳われているからです。

さすがに1.7kgの重量級では感動するわけがありません(^_^;)

CPUが違う!

CPUというのはパソコンのスピードを決める部品ですね。オリジナルの方が Intel Core i5 という種類のCPUで、量販店版の方が Intel Celeron ということです。

両方インテル製のCPUですが、量販店版の方が見劣りしてます。つまり「パソコンが重たい(>_<)。」と感じることが多いのです。

安い訳はあります・・・でも低価格は魅力です・・・が。

もちろん、その性能差は3万という価格差に現れています。

この価格差、とても魅力的なのですが、パソコンは高い買い物なので長く使いたいものです・・・

処理のスピードを低く抑えてしまうと、今後いろいろなソフトをインストールしていったり、少し本格的にパソコンを使い込む様になったり、Windowsのバージョンアップなどをしていくなかで、より高い性能が求められるようになると早く立ち回らなくなる可能性が高くなります。

「どうしても今手に入れなければならない、それもできる限り安く!」という条件でも無い限りは、個人的な考えになるのですが、 2016年11月時点では。

Celeron(セレロン)というCPUを搭載する商品は避けて Core i5 (コア・アイファイブ)とか Core i7 (コア・アイセブン)搭載の商品を選ぶべきだと思います。

つまり、上で例に挙げたNEC のノートパソコン LAVIE Hybrid ZEROシリーズの場合は量販店版ではなくオリジナルの「NEC PC-HZ550DAB LAVIE Hybrid ZERO」の方がお勧めということです。

量販店版の「安い理由」を見つけ出し、安さに飛びついて後で後悔しないように注意する必要がありますね!

量販店版って・・・ガンダムで言うところの量産型のジムとかザクとか・・・そんなイメージなんですかね(^_^;)

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