保険をどうかけるべきか、冷静に考えてみる。

死亡や病気、事故などら備えて万が一に備えてかける保険。最近は「ほけんの窓口」に通って何に入ろうか考えています。

でも、高いんですよね。貯蓄にもなる(満期まで保険のお世話にならなければ、増えて戻ってくる)保険もあって、全て掛け捨てというわけではないのですが、万が一の時にそれ以降必要なお金を見積もって計算すると、概算で月に7万も払わねばならない様です。

なお、家族構成とか資産状況、契約時の年齢、何の保障を重要視するのかなどで金額は大きく変わるようなので金額は参考値です。

火災保険は安さを重視

この間契約した新居の火災保険は保障内容を絞って安さを重視しました。関東で雪・雹被害で建物が壊れたら相当運が悪かったと諦めることにして無保証。家財も家財という家財が全て壊れるほどの災害に見回れたなら贅沢を言わず最低限の生活ができればいいと、保障額は控えめにしました(でも今考えると、もっと減らすべきでした)

10年(地震保険は5年)で17万。ですが・・・

一年に換算すると1万4千円、一ヶ月あたりだと1,200円くらいですね。地震保険が5年なので実際にはもう少し高額です。

でも、引き合いにした他社の火災保険が10年で20万〜30万でしたし、住宅ローンの銀行から紹介された保険代理店が提案してきたフル装備の火災保険なんて、度肝を抜く10年で60万円超え(そんなの提案してくるんじゃない!)でしたし、保険内容を絞って17万円弱というのは安い部類に入るのではないかと思います。

全てに保険をかけていたら安くはならない。

この火災保険の話しがそうだった様に、フル装備で住宅に関する災害で、被害時に全てを取り戻そうと考えてしまうと非常に高額な保険支払いが必要になってしまいます。

お金持ちなら60万なんてたやすいのかもしれませんが、我々庶民には払える金額ではありません。17万弱でもけっこう頑張ったくらいです。

想定外と言えるほどの災害に見舞われた場合にはある程度我慢をしなくては・・・という意思がなければ保険金を安くすることなんて出来ないでしょう・・・。

ほけんの窓口が見積もったのは万が一の事態でも、満足な暮らしを続けられる様にする保険。

理想ですよね。

私が重度の病気になったり、死亡したり、そして残された家族が同じ水準で生活もできるし進学もできる。病気の治療だって心配なし。老後だって満足な生活を送れてしまう。保険だけで・・・。それでは月に7万もかかります。

将来の為でなく、万が一の為に。

でも、本当の万が一に備えるなら、不足の重大な事態が発生した時には、急な出費に対応できて、生活を変化させるに困らない猶予期間を作るためのお金。これがあれば保険としては十分でしょう。

それが何かはこれから考えなければいけない課題です(-_-;)

同じ貯蓄型の保険でも、「死亡時にまとまったお金を残すため。満期になれば貯蓄としても機能する。」はOKで、「老後の資金貯蓄のため。でも途中で死んでしまったら、まとまったお金を残せる。」はNGだと思います。

とっても微妙な違いですが、この違いで選ぶ保険や保険金額が変わってくる(安くなってくる)はずです。

生活水準は「今 > 保険のお世話になった時」でないと。

例えば、将来や万が一の時に満足した生活が送れる様に月に7万円の保険料を支払ったとします。そうすると絶対に今の生活は我慢の連続になると思います。

保険の支払いがあるから外食は控えよう。欲しいものは安物で妥協しよう。満期になればまとまったお金が入ってくるからそれまでは我慢しよう・・・など。

「日々の生活は資金難で不安を覚えながら生活し、万が一の事態になったら保険金で不安ない生活を送れる。」とか・・・普通に考えて「逆だろ!」ですからね。

万が一の事態で路頭に迷わない最低限のお金が確保できればそれで良いと考えなくては、お金がいくらあっても今を充実あるものにできません。

この線で、保険をどうかけていくかを検討しようと思います。

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