今回のコリドラスの産卵は2回目でした。母親コリドラスの2度目の産卵ですし、私のコリドラス産卵経験としても2回目です。とても貴重な経験ができました。
結果は・・・
1匹の捕獲に成功しました!たった一匹ですが!!
1回目は水道水の塩素で全滅させてしまい、2度目はスリット付きの産卵箱を使用したばかりに産まれた稚魚のほぼ全てがスリットから逃げ出し、行方不明になってしまう始末。4才の息子がとても楽しみにしていたので、とりあえずは1匹でも残ってよかったです。
稚魚を逃がした
そもそもの始まりは、卵がカビてしまわない様に水質を最優先したところから始まりました。側面にスリットが設けられ水槽内に浮かべれば水槽と同じ水質が維持できるというプラケースを選んだためでした。
稚魚が産まれたらスリットから逃げそうな事は分かっていましたが、「産まれたばかりの稚魚は下の方に留まりそうそう逃げ出したりはしないだろう」という想像で、産まれた後どうするかは産まれてから考えようとのんびり構えていました。
ところがある日、仕事から帰ってきてプラケースを覗くと、空になった卵は残っているもののプラケース内に稚魚の姿はまったく見えない状態だったのです。どうやらスリットから逃げ出してしまった様でした。
稚魚発見
まだ孵化していない卵があるかもと数日様子を見るも変化なし。
もう、全てが逃げ出してしまったのだろう・・・と、卵の殻だけが残されたプラケースを撤去しようとしていたところ、プラケース内部に何やら動く物体を発見したのが始まりでした。
いました!一匹。
数日気付かずに放っておいたものだから、既に二回りほど大きくなっていました。餌もなさそうな環境でしたがなんとか育ってくれたみたいです。
ブラインシュリンプを与える
既にこれだけ育っていればブラインシュリンプ(稚魚の餌になる小さなエビ)も食べるだろうと思い、ブラインシュリンプの卵からの孵化を試みました。ブラインシュリンプの孵化にもだいたい1日かかるので、その間は粉状の稚魚用餌を与えてみましたが食べている様子はありませんでした。
翌日の夜、ブラインシュリンプが孵化しました。コリドラスの稚魚も元気です。塩水で孵化させたブラインシュリンプを別のプラケースに移し、水槽の水も入れて塩分を抜きます。そして稚魚の居るプラケースの方にスポイトを使って与えました。
小さすぎてブラインシュリンプは写真に写りませんね・・・
しばらくして稚魚の居るプラケースを覗くと、稚魚のお腹がほんのりオレンジ色になっていました。次の写真も分かりづらいですが(>_<)。
透明なお腹から食べたオレンジ色のブラインシュリンプが透けている状態です。
これで最初の山場は超えた感じですね。ブラインシュリンプを与えつつ、粉の餌を併用しつつ育てていこうと思います。まだまだ小さいので上手く育ってくれるか心配です。
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