ラブジョイ彗星見つけられず。2回目。

今月半ばの少し古い話題ですが・・
よなよなラブジョイ彗星を見に出掛けてきました。

彗星観測一回目は正座を頼りにしたものの、方角すら定められず失敗。外にでれば普通と違う星が見えるのではという甘い考えが敗因でした。彗星が観測できるのは真夜中〜明け方、気温も低いことから、次の観測は止めかな…と思っていましたが、諦めきれず再チャレンジしてきました。結果は再び「観測できず」でしたが。

改めて、日単位でどこに見えるのかという情報をネットで仕入れ、既に解約したiPhoneに方角と星座を合わせてくれるアプリをインストールしていたことを思いだし、デジタル一眼のレンズも300mmまでの望遠から50mmまでだけどF2.8の明るめのレンズに取り替えて望みました。

前回撮影した場所で彗星の方向を確認すると、街灯の明かりが結構邪魔・・
これでは前回確認できたはずありません。

観測場所も新たに探すことにしました。
できるだけ高い暗い場所を求めて急な階段を上り、獣道に踏みいったりしながら、東の空が広く見渡せる場所を見つけました。

既に先客が1ひとり。双眼鏡を持っていたので彗星を見に来た人だと判断。こちらもデジタル一眼と三脚を目立つように背負い、近づきながら怪しまれないように「彗星ですか?」と声を掛けました。アプリで方角を確かめながら双眼鏡で探しているが見つけられないのだそう。

確かに肉眼では見えず。そもそも条件が良ければ肉眼で見れるかもというはなしだったので、こちらもアプリで方角を確かめ、三脚とデジタル一眼を構えF2.8で8秒間のシャッタースピードで何枚か撮影してみました。肉眼で見えていない星もたくさん写っていましたがそれらしいのは写りません・・

先客の人と方角やカメラの設定の話や「アイソン彗星がいきてたら良かった」とか話ししながら何枚も位置を適当にずらしながら撮影してました。結局、先客の人もデジタル一眼(私のよりも断然高性能そうな)で撮影を始めましたが写らず、空は次第に太陽の赤みを帯びてきました。

私はここで断念。まだ粘っている先客の人に「私は諦です。お疲れさまです。」と告げ、立ち去りました。真っ暗で顔もろくに見えない、まったく知らない男性と話すとかなかなかない出来事ですね。その後その方は彗星の観測に成功したのでしょうか。

結局、観測は失敗に終わりましたが、たくさん撮った写真の中に紛れ込んでる可能性もあるので、もう一度撮った写真をチェックしてみることにします。

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