今日はたまに小雨もぱらつく曇り空の中、2才半の子供と家族3人で東京都日野市にある多摩動物公園に行ってきました。
特に案内はされていませんでした(と思います)が、偶然にも象と鳥の訓練の様子を見る事ができました。ゾウさん鳥さん好きの息子にとっても楽しいイベントだった様です。
アジアゾウの訓練
アジアゾウを見ていた時、突然女性スタッフがマイクで話し始めました。飼育係がやってきて象の訓練する様子を実況中継してくれました。訓練の内容は、象に合図をして頭を飼育係の方に向けたり、前足や後ろ足や耳を飼育係の前に出したりするというものでした。
まだうまくできないけど練習中なんだとか。目的もただの曲芸でなくて、足を触られたりするのを嫌う象の足を洗って清潔を保ったり、採血する場合には耳の血管から血を採るそうでいざという時にすぐ対応できる様にする訓練だそうです。
できればご褒美、できなくても怒らないという訓練方法で信頼関係を築くのだそうです。そんな話しがあるとは知らなかったのでとてもためになりました。
鳥の訓練
もう帰ろうとしているところ、息子が何かを発見して向かった先は「保護ケージ」でした。なんでも野生で保護されたり、ケンカや高齢のため他の動物と共生できなくなった動物達を保護するためのケージだそうです。
その中に飼育係の人がいたのですが、一匹の鳥(イヌワシ?)を連れてでてきました。そして数メートル離れたところから合図をして飼育係のところまで飛ぶ訓練が始まりました。何度も何度も上手に飛んできてはご褒美の餌をもらっていました。
ただ飼育されている動物を見るだけでなく、こうした訓練も見れて楽しかったです。そういえば以前に来た時もシロフクロウの子供が餌を食べる練習をしていて、それを実況中継してくれていました。この時も偶然そこに居合わせたという感じでした。
多摩動物公園、ただ見るだけでなくこういう貴重な体験ができるのがとてもいいと思いました。今度来た時はどんな訓練を見れるのか楽しみです。
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