クロネコヤマトや佐川急便など多くの宅配業者は宅配時に家に居なかった場合には不在票を投函しておいてくれますが、再配達の依頼って少し面倒です。電話だと音声ガイダンスに従って入力していかないといけないので時間と手間がかかるし、ネットだと宅配業者毎にサイトを探したり無料会員登録しないといけなかったりします。
まあ、最近のマンションだと分譲マンションであれば宅配ボックスが付いているところも多くなってきて不在でも荷物を受け取れたりしますが、賃貸マンションではまだまだ不在票が活躍しているのではと思います。
目次
QRコードで再配達
宅配便不在票のQRコード
そんな折り、不在票に QRコード が付いていることを知りました。不在票に付いているということは再配達が楽に便利になるのかなと思いましたが、どうやらそうではなさそうでした・・・
ヤマト運輸（クロネコヤマト）、佐川急便、西濃運輸（カンガルーの西濃）、日本郵便の４社の不在票が入手できたので確認してみました。少し前の伝票なので勝手が少し変わっているかもしれません。
不在伝票のQRコードには、不在伝票自体に印刷されたQRコードと別途発行されたシールに印刷されたQRコードの２タイプありました。不在票自体に印刷されたQRコードはサイトに移動する手間が省けるだけだというのが予想できますが、別途発行されたシールは再発に必要な情報も一緒に送ってくれそうで期待高です。
不在票自体に印刷されたQRコード
佐川急便
佐川急便のトップページ
使っているQRコード読み取りアプリはQRコードを読み込むとアドレスを表示した後、そのアドレスをウェブブラウザで開いてくれます。
佐川急便の不在票に直接印刷されたQRコードは、そのアドレスからして佐川急便のトップページが開きそうでしたが、開いたのはログインページでした。まだ佐川急便のウェブサービスを使ったことがなく登録が面倒なので確認はここまで。
西濃運輸
カンガルーの西濃の再配達受付サービス
西濃運輸のQRコードは、アドレスからして再配達のトップページが開きそうでした。予想通り再配達受付サービスのページが開きました。
ユーザー登録は不要かと思いましたが、リストの２番目に「お客様情報登録済みの方」と書いてあるところをみると、こちらもユーザー登録が必要な様です。少々手間がかかりそうなので確認はここまで。
当日発行されたシールに印刷されたQRコード
ヤマト運輸
クロネコ メンバーズ ログインページ
ヤマト運輸のQRコードは、アドレスからして伝票番号など多くの情報が詰まっている様で期待できましたが、開かれたのはログインページでした。
クロネコ メンバーズなら登録済みだったので、ログインしてみました。
クロネコ メンバーズ ログインしました。
伝票番号が表示され、「ご自宅への再配達」というボタンのあるページが表示されました。
再配達済みの不在票しか用意できなかったので、この先は「再配達済みです」と表示されて試せませんでしたが、あまり利用しないサイトだったのでログインするのに手間取りましたが、それを除けば使いやすそうだと思いました。
日本郵便
日本郵便のQRコードは何？
最後は日本郵便のQRコードですが、何でしょうねこれ・・・。他の宅配業者の様にホームページに行くのかと思ってましたけど、表示されたのは追跡番号こそ入っていますが単なる文字でした。
何か再配達用のアプリがあるのかと思って探してみましたが、iPhone の App Store を見る限りでは日本郵便の公式アプリはありましたが再配達の機能は持っていない様子で、アプリでこの QRコード を読み込ませるわけでもなさそうでした。
iPhone で再配達を依頼するアプリ
再配達アプリを探す中で便利そうなアプリを見つけました。「音で再配達ゴッド – EasyStyle G.K.」というアプリで、iPhoneの電話機能を使って再配達自動受付センターに再配達依頼を送ることができます。
ヤマト運輸（クロネコヤマト）、佐川急便、西濃運輸（カンガルーの西濃）、日本郵便の４社不在票に対応し、煩わしい入力も各社不在票に模した入力画面を備えているので簡単でした。そして何より再配達自動受付センターにつながるのでログインも不要で、最初に入力てやればiPhoneがタイミングを計って再配達の手続きをしてくれるので音声ガイダンスを待つ必要もないところが便利そうです。
例えば、出かけついでにポストをチェックしたら不在票が入っていて、移動中や出先での空き時間で再配達を依頼するといった場合にも役立ちそうです。１つのアプリで４社不在票に対応しているというのも、この不在票はどのアプリだっけかと探す手間も省けていいですね。
この記事を書いた時点で 170円 のアプリでした。安い！！と飛びつく値段ではないですが高いというわけでもないので、新しい不在票が手に入ったら試して使用感をレポートしたいと思います。トーン発信で固定電話と組み合わせれば使える無料版もありましたが、受話器にiPhoneをあてる煩わしさや移動中や出先で使えない点を考えると、無料版の方は操作性の確認程度になるのかなと思いました。
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