買って使用1発目、micro HDMIケーブルが壊れました。
リビングのテレビと息子(6才)のデジカメを接続していたHDMIケーブル、息子がカメラからケーブルを引き抜く際にまっすぐ引き抜かなかった様で、コネクタの根元がひん曲がってしまったのです。
息子は案の定「ちゃんと抜いたけど壊れた」と言うし・・・困ったものです。
目次
壊れた箇所
今回壊れたのはテレビやDVDレコーダーと接続できる普通のサイズのHDMIケーブル端子をデジカメなど小さな機器とつなぐ用のとても小さいサイズのHDMI端子に変換するコネクタです。
壊れたコネクタの写真です。
一目瞭然ですね。みごとなまでにコネクタが根元からひん曲がっています。
コネクタを手でまっすぐにして挿してみたけど、もう画面には映らなかったそうです。中の線が切れてしまったのでしょうか・・・
HDMIケーブルのコネクタサイズ
ちなみにHDMIのコネクタですが、家庭用で一般的なものとしては3種類あります(2017年10月現在)
簡単に言えば「大」と「小」と「極小」です。テレビやDVDレコーダーなど大型家電に付いているのが「大」です。デジタルビデオカメラなど小さめな機器に付いているのが「小(ミニ)」です。そしてデジカメなどもっと小さな機器に付いてるのが「極小(マイクロ)」です。
分解修理を試みるも失敗・・・
分解すれば直せるのではないかと思い、修理を試みることにしました。
今回壊れたコネクタの場合、コネクタ部分はゴムかプラスチックの部品が接着されていました。まずは継ぎ目の部分にカッターナイフを入れて接着部分を切り離します。
カッターだけでは歯が折れそうでこじ開けられなかったので、金属のヘラを使って、切り離した部分を広げていきます。
開きました。正解はわかりませんが、コネクタの金属部分がなんとなく間延びしている様に見えます。
コネクタ部分がぐらついてたのかなと思い触って動かしてみると・・・。
優しく触っただけで、ころっと先端が転がり外れてしまいました。
転がりはずれた端子の先端部分、ライトを当てて中を見てみると小さな溝が何本もありました。ここに端子の根元部分の細かく枝分かれした1本1本の線が正しく繋がってないと正しく機能しないわけです。
原因はこれですね。端子の先端部分の溝から端子の根元部分の線が外れてしまい、断線状態になったのでしょう・・・。
これはお手上げです。
まっすぐ押し込んでみたもののびくともしませんでした。これは人間業では直せません。
もしかしたら専用の工具があるのかもしれませんが、それを探して買いそろえるくらいだったら新しいHDMIケーブルを購入した方が手間も時間もお金も節約になるでしょう・・・
予防はコネクタの抜き差し方法を教えること!(予防その1)
修理できないと分かれば、新しい物を購入するしかないのですが、また壊れない様にする為には、予防が重要です。
まずは端子を曲げてしまった息子にコネクタの抜き差しについて教えることが第一でしょう。
コネクタの基本的な扱いかたです。
- ケーブル部分(紐)を直接ひっぱらず、コネクタ端子根元の下の手で持てるようになっている場所を握って引っ張ります。
- 抜き差しは機器の接続部分に対して垂直に行います。
- ぐりぐりやって抜き差ししないで、まっすぐ引っ張ったり押したりして差し込みます。
こんなとこですかね。
予防はコネクタ部分が根元まで金属でしっかりしたものを買うこと!(予防その2)
子供にケーブルの抜き差しを教えたところで、すぐにできるようになるわけではありません。頑丈なマイクロHDMIケーブルを用意するというのも予防の重要ポイントです。
壊れてしまった HDMI ケーブルは、プラスチック(樹脂?)部分の土台から金属の端子が直接でている作りなのですが、土台から金属でできているHDMIケーブルもあります。
たとえば「エレコム micro HDMI ケーブル (2m) DH-HD14SSU20BK」というHDMIケーブルは、一般的なテレビやDVDレコーダーに付いている大きなHDMI端子と、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)に付いている極小(マイクロ)のHDMI端子の接続に使用するHDMIケーブルです。
ポイントはマイクロ側の端子が土台から金属になっているところです。さすがに金属部分の土台からぽっきりやってしまうパワフル坊やはそうそういないと思います(^_^;)
安物のHDMIケーブルと比べるとやっぱり高いですが、壊れて何度か買い換えることを考えると、最初に一本頑丈なものを購入するのもお勧めです。
まさか、HDMIケーブルが壊れるなんて考えてもいませんでした。これからはそういう事態も考えて選ぶことにします。
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