ISS補給船の「こうのとり6号機(HTV6)」がISSから分離されました!

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宇宙ステーション補給機「こうのとり6号機(HTV−6)」

国際宇宙ステーション(ISS)に物資を届ける、日本の補給船「こうのとり6号機(HTV6)」が、国際宇宙ステーションに到着し、ドッキングしたのは2016年12月13日のこと。

そして、およそ一ヶ月が経過した2017年1月28日の午前0時30分(日本時間)、物資を届け終わり、不要品を回収した「こうのとり6号機」はISSを離れ、大気圏再突入へ向けて、1つコマを進めたのでした。

2016年12月13日、ISSへのドッキング成功


「こうのとり6号機」ISSへのキャプチャ&ドッキング成功㊗ | 私レポート
過去記事をご覧ください。


2017年1月28日、ISSからの分離

JAXAではライブ中継も実施されていました。

「こうのとり」6号機 ISSからの離脱ライブ中継

ロケット打ち上げと違って、ゆっくりと分離され離れていく映像なので「ど迫力」というわけではありませんが、なかなか興味深い映像でした(^_^)。

残すミッションは・・・

通常はこのまま、地球の大気圏に再突入して燃え尽きるという筋書きなのですが、今回の「こうのとり6号機」にはもう1つのミッションが与えられています。

テザーの実証実験

今後、宇宙ゴミ問題への対策として期待されているテザーの実験、伸展と電流駆動の実証実験が予定されています。

今はまだ実証実験の段階ですが、将来的には宇宙ゴミにテザー(紐)を付けて電流を流し、それによって生じた力で宇宙ゴミを大気圏に再突入させるのだとか・・・。

本来の任務を終えた「こうのとり6号機」がもう一つの重要ミッションを達成できるのか!?期待して見守りたいと思います。

このテザー実証実験は「こうのとり6号機」が、ISSを離れてから大気圏再突入を果たすまでの1週間の間で行われるのだそうです。

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