5才児にとっての宇宙学校さがみはら&宇宙科学講演と映画の会(2016相模原)

2016年4月29日(昭和の日)、JAXA宇宙科学研究所(ISAS)が主催する2つのイベントがありました。午前は「宇宙学校さがみはら」という小中学生を対象とした開発者による授業、午後は「宇宙科学講演と映画の会」という中学生以上を対象とした講演会でした。

どちらも対象とする年代は示されていましたが、「どなたでもご参加頂けます」とのことで、5才の息子をつれて私と2人で会場の相模女子大学グリーンホールまで出掛けてきたのでした。5才の息子にはまだ難しい内容だとは思いましたが・・・。

やはり難しかった様子・・・

開催を楽しみにしていた息子でしたが、やはり5才児にとっては難しい内容だった様です。途中で飽きてしまって落ち着かなくなりホールの通路で時間を潰したり、会場近隣の公園で息抜きしたりと途中で休憩を挟みつつ、なんとか最後まで居られたという感じでした。

宇宙学校・さがみはら(午前の部)

宇宙学校・さがみはらは、小中学生を対象とした次の2部構成でした。

  • 1時間目
    「イオンエンジン全力運転!宇宙船はやぶさ2」
  • 2時間目
    「多重人格の金星ちゃん、その顔・顔・顔・・・」

はやぶさやはやぶさ2が好きな息子は、家で質問も用意して1時間目に望みました。各時間、授業自体は15分と短く、残り30分で質問タイムという構成の授業だったためか、難しそうに聞いている息子も1時間目は特に騒ぐことなく飽きることなく質問タイムへと突入、「質問ある人!」には「はい!はい!!」と手を挙げるほどでした。

お休み時間でトイレに行った時のこと、「難しい?」と聞くと「難しい」と答える息子、そしてお腹空いたからご飯を食べに行きたいと言っていました。どうやら飽きてきた様子です。

ひとまず説得して2時間目に望んだのですが、2時間目は終始落ち着かない様子でした。私が時折、話しを聞いてメモを取るのですが、「何を書いたの?」とか「字がよく読めない(きたない)」とかそんなことばかり言っていました。完全に飽きてますね・・・

第35回 宇宙科学講演と映画の会(午後の部)

お昼はマクドナルドへ行きました。お腹も満たされたところで「午後も見る?」と聞くと「見る!」と答える息子。どうやらマクドナルドのハッピーセットで元気が回復した模様です。再び、相模女子大学グリーンホールの会場へと戻るのでした。

午後は次の4部構成

  • 講演1
    西暦2016年、強化型イプシロン 発進!
  • 講演2
    太陽系大航海時代の訪れ
  • 映画上演
    明けない夜はない −金星探査機「あかつき」挑戦の軌跡−
  • 講演3
    「あかつき」との15年

講演の時間もそれぞれ50分程度と長い(>_<)。元気を取り戻した息子ですが、午後の講義内容の難しさ(中学生以上)の内容に、さすがにすぐに飽きてきてしまった様子です。

イプシロンロケットの話しは「飽きた」と言い出したところで、イプシロン試験機(ひさきを打ち上げた1号機)の打ち上げ動画が始まっていったん気が紛れはしたのですが、講演に戻るとまた飽き始め、残りあと20分というところで、ホール廊下へ出て休憩することにしました。

そのまま「はやぶさ」プロジェクトの元プロジェクトマネージャである川口先生による講演が始まり、息子にお願いしてホールの中に戻りました。息子は川口先生のユーモアある語りに笑いを誘われるも飽きてしまい、再びホール廊下へ出て、そこに出展しているグッズショップで時間を潰すことにしました。

近隣の公園へ

グッズショップで「息子が飽きたから時間を潰している」と話しをしていたら、店員さんから「すぐそこが公園だから行ってみては?」と教えて頂きました。

息子も15時から始まる短編映画を楽しみにしていて、まだ時間もあったので、グッズショップで教えてもらった公園(相模原中央公園)に行ってきました。噴水があったりカモがいたり遊具があったり、ジュースやアイスの自動販売機があったりと、暇を潰すにはもってこいの場所でした。小さな子供と講演会に行くときは、近隣の時間をつぶせそうな場所を調べておいた方がいいかもしれません。

きっと、息子も「短編映画を見たい!」と思ってなかったら、そのまま公園で遊んで帰ることになったでしょう・・・。短編映画の時間を見計らって再び会場へと戻るのでした。暖かな日差しの公園でアイスも食べて元気回復の息子でした。

ただ・・・短編映画は息子の思っていたのと違うみたいでした。まあ、20分の映画でこれまでの困難の紹介ですからね・・・。普通の映画のハッピーエンドとはまた違うので仕方ないですね。

一応、最後まで・・・

でも結局、金星の話しは・・・

息子の希望で2階席に移ることになったものの、それが功を奏してか「いい眺めだ」とご機嫌で、そこまで騒ぐことなく講演を聴き終えることができました。話しの内容を聞いていたかはもはや謎ですが(^_^;)

そこまで「つまらない!」というわけではなさそう・・・

子供の集中力の関係で飽きてしまっただけで、内容自体はそこまで嫌だったわけではなさそうでした。小さな子供の集中力ですからね。無理もありません。

帰りのグッズショップでは、公園を紹介してくれた店員さんから「楽しかった?」と聞かれると「楽しかった」と答えていましたし、何が一番楽しかったかと聞けば「金星ちゃんの話し」と答え、今日も『「M−V」はお金がかかるから引退したんだ』とか、講演で得た知識を得意げに披露しておりました☆

今度また宇宙関係の講演とかがあったら、また行くかを聞いてみようと思いました。子供もその時はまた大きくなっていると思いますし興味を示すかもしれませんので・・・。

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