先日、古い自宅を中古マンションとして売りに出し、売買代金を受け取ってきました。
通常、売買後のトラブル防止のためにも、売買契約のタイミングで付帯設備(エアコンとか照明器具とか建物構造の一部ではなく後付けの設備)について存在の有無や不具合状況など書面化して買い主側に説明しておくのですが、そこで説明できていなかった不具合がありました。
エアコン不具合
売買契約も済ませ、決済(引き渡し)の前日夜、古い自宅に取り扱い説明書などを置きに行った際、「これは買い主さんに言っとかないとヤバイな・・・。でも当日になるからすでにヤバイかも・・・」と思ったエアコンの不具合が見つかりました。
見つかったといっても、知らなかった訳ではなく、妻から聞いていた不具合…。付帯設備表に書き忘れたものの、「まあ、大丈夫かな」と思っていたものです。
引き渡し前日マンションを訪れ、ブレーカーを上げ、聞こえてきた、バキバキっという音に、「これは伝えないとまずいな・・・」といまさら思ったのでした。
どう対応しよう・・・
とりあえず、エアコンクリーニングの話しも出ていたので、後で気づいたベースで対応では遅すぎそうです。そうでなくても、知らなかったでは新居の喜びムードが台無しですし。。
ひとまずエアコンの修理について調べてみると、だいたい1万くらい、故障によっては2~3万を覚悟しておいた方がいいとのこと。そして10年以上たっていると、部品在庫がなくなって修理できなくなると書いてあるサイトもありました。まあ、8年なのでそこは大丈夫でしょう・・・
最初、「修理代を負担する」と言おうかと思いましたが、8年たったエアコンの修理代をもらったところであまり嬉しくないですよね・・・
ならば「エアコン購入費を負担するか…」と考え始めましたが、きっと15~0万ほど…。これはキツイ。最後の手段としては仕方ないとは思いますが、一旦脚下。
最終案は修理費の相場として「現金2万円」を封筒に用意して落ち着きました。
エアコンはあくまでも付帯設備
決済当日、書類を書いて印鑑をおして、鍵とかの引き渡しタイミングで「わかっていたが、書いてなかった不具合があった。」とその内容を告げました。
「どこのエアコンですか?」という話から入り、「わかりました。」とあっさり。
仲介業者さんの「あくまで付帯設備になりますので」という話しに、買い主側も「大丈夫です。」と和やかなムードのまま話しは続きました。
受け取りを渋っても「当日になってしまって申し訳ないので・・・」という言葉も用意していたのですが、それすら出すことが不自然な流れでした。
ほっとしました
いや・・・出費よりも気持ち的にです。
購入は「いい買い物をした♪」と思って貰わなければ失敗ですからね。ましてや「騙された。聞いてない。」とか思われる様だと論外ですし。
売る方も、買い手がクレームを付けてこない方だった場合は何事も無く終わるわけですが、言わないで済ませたのでは歯切れが悪いですからね。
とにかく、ほっとしました。
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