気象衛星「ひまわり」の最新機「ひまわり9号」の打ち上げが2016年11月2日(水)15時20分00秒に鹿児島県の種子島宇宙センターにて行われました。
H−ⅡAロケット31号機に搭載された衛星は無事に所定の軌道で切り離されました。あいかわらず危なげない綺麗な打ち上げでした。
ライブ中継の録画でどうぞ。
H−ⅡAロケット31号機による気象衛星「ひまわり9号」打ち上げの様子はJAXAのライブ中継を録画したもが公開されています。
静止気象衛星「ひまわり9号」/H-IIAロケット31号機 打ち上げライブ中継 |The live broadcast of the Himawari-9/H-IIA F31 launch
この迫力、ぜひ現地で味わいたいものです。
でも打ち上げは天候にそうとう左右されますからね・・・。ロケット打ち上げを観に行くには、延期時の代替プランと諦められる心の準備と思い切りが必要そうです。
ひまわり9号の打ち上げが1日延期(>_ | 私レポート
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今回はバックアップ機
今回の「ひまわり9号機」は最新の気象衛星ではあるのですが、2014年10月に打ち上げられたひまわり8号と同じ性能です。
今回注目の新機能は全て2年前のひまわり8号で既に実現している機能です。では、このひまわり9号は何か?というと、ひまわり8号が故障した際などに活躍するバックアップ機です。
ライブ中継で気象予報士の井田 寛子さんがコメントしている通り、気象衛星の画像・映像は気象の予報に欠くことはできないものです。「気象衛星が壊れたので数年は気象予報ができません。」等と言う事態は一大事ですので、そうならないためにもバックアップ機というのは必要不可欠というわけです。
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