なんか波長が合うんですね・・・。私はイケダハヤトさんのブログを読むことが日課になっています。そんなある日、こんな記事が目にとまりました。
【転職】「育ててくれた恩」とかクソだから、会社のトイレに流しちまえ。 : まだ東京で消耗してるの?
ひどいタイトルだなこれ(^_^;)
『「恩に縛られる」のは、本末転倒です。』と始められたこのブログ、なるほど・・・と思うところが何カ所もありましたので紹介することにしました。
イケハヤ『つーか、仕事においては、育てることも「仕事」なんですよ。』
「あなたを育ててくれた人は、それで何らかの対価を得ているわけです。」ということです。確かにその通りですね。
でもこれ、育てるといっても仕事のやり方を教えるとかマナーを教えるとかそんな程度でしょうし、何か恩を売る様な場面じゃなそうです・・・。
ところでそもそも恩を返して欲しいと思う上司は部下に何をして欲しいのでしょう・・・。
イケハヤさんは『「ここで辞めるのは、君を育ててくれた多くの人達への裏切りにもなるんだよ?」』と始まるツイートを見てその記事を書いた様です。
『ここで』ってどこでだ!? それが知りたい(^_^;)
恩って・・・
イケハヤさんは記事の中で以下と書いています。
そもそも、「恩」は「本人」に返すものじゃないんです。育ててくれた「親」「上司」に返したって、なんにも世の中は変わらないじゃないですか。
違いますよ。
その恩は「こども」や「部下」といった「下の世代」に返していくべきなんです。そちらのほうが、世の中は豊かになりますよね?
これもその通りだと思います。自分が得た技術や知識は下の世代とか社会に還元して初めて活きると思いますし、世の中も豊かになるでしょう。
でもそれが「恩」かというとやっぱり「??」です。
私が「恩」で思い浮かべるのは「鶴の恩返し」と「笠地蔵」です。九死に一生を得た鶴やお地蔵さんがおじいさんおばあさんにお礼をしたり、困ったときに手をさしのべるアレです。
「恩」を「本人」に返していますよね。
やっぱり「恩」は本人に返す物だと思います。「いつか恩師が困ったときに力になりたい、そのために精進する。」ってのが恩返しなのかと・・・。
きっと恩とか大きな話しじゃないのでしょうね。
さて発端の『「ここで辞めるのは、君を育ててくれた多くの人達への裏切りにもなるんだよ?」』というツイートですが。
「単にコストを払って教育したきたのに、コストを回収する前に辞めるとか言い出してけしからん。」とかそんなちっちゃな話しに思えてきました。
自分がこれまでに得た経験は社会や次の世代に広めていかねばと再認識しつつ、「恩」というテーマについてはスルーして読むことにしました。
コメント