北海道の美瑛町にある「哲学の木」って知ってますか?だだっ広い畑や牧草地の中に存在感のある一本のポプラの大木です・・・
広い場所に孤独に一本、しかも傾斜のある地面に対して逆方向に傾いて立つその姿が哲学的だということで、いつしか「哲学の木」と呼ばれる様になったのだそうな・・・
かつては旅行ガイドブックにも掲載され、観光スポットとなっていたこの「哲学の木」、2016年2月24日に撤去されたそうです。
倒木の様子が写真つきでニュースに・・・
朝日新聞デジタルの記事に2016年2月24日に重機で木を撤去している様子を収めた写真とともにそのニュースが掲載されていました。
「哲学の木」切り倒される マナー悪化、所有者が決断:朝日新聞デジタル
所有者の農家が決断したそう・・・
伐採と撤去の理由は、観光客のマナー悪化と木の老朽化だそうです。観光名所の前に畑ですからね・・・。観光客に土足で踏み込まれると農作物にも影響があるのでしょう・・・
哲学の木は2008年7月に訪れた地・・・
私は、8年も前ですが2008年に一度だけ哲学の木を訪れたことがあります。だからか今回の撤去のニュースを見て残念に思いました。
あいにくの曇り空でしたが、その時に撮影したのが次の写真です。
広大な畑に一本そびえ立つ木でしたから、広大な部分までいれて絵が完成する様に感じました。だから畑に踏み行ってまで近くで撮影しようとは思いませんでしたね・・・。
えっ?あまり広大さが写せていないって??
ちなみにこの写真はめいっぱいズームして撮ったものです。レンタカーを走らせ「哲学の木ってどこだー!?」と走っていた私・・・、「あ、あれか!?」と路肩に停車しての一枚がこの写真でした。
めいっぱい引くと次の様にうつります。手前の茶色い裸土の部分が・・・、だいなし?(^_^;) まあ、私はこういう自然な写真も好きですけどね。その前の写真の方が一般受けするかなと・・・。
哲学の木よ永遠に・・・
伐採を決めた農家の方が「これで畑をあらされずに住んで、せいせいした。」と思っているのか、「本当は切りたくなかったが背に腹は替えられない・・・」という苦渋の決断だったかはわかりませんが、一観光客だった私がこの記事を知り、身勝手ながら思ったこととしては・・・「せっかく有名な木をもったいないな・・・」なんてものでした。
冴えない曇り空での2枚ですが、ここに記念に残しておこうと思います。
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