健康な熱帯魚の選び方

熱帯魚を買いにペットショップへ、少しでも健康で長生きしてくれる熱帯魚を選びたいですよね。では店頭で健康な熱帯魚を見分け、購入するにはどうしたらいいのでしょうか・・・。

いきなりですが、健康に長生きする魚なんて、正直わかりません。

私は高校時代に熱帯魚を買い始めて、それなりに経験はしていますが、明らかに病気だったり奇形だったり、じっとしていて元気が無い個体ならわかりますが、どれが長生きしてくれるかなんて未だに判断できません。

それでも、これまでの経験から店頭で熱帯魚を選ぶ際に気をつけている事はあるので、今回は熱帯魚選びのお話です。

基本、熱帯魚をすくうのはお店の人

選ぶ前に覚えておきたいことです。欲しい熱帯魚を網ですくってくれるのはお店の人です。自分で熱帯魚をすくっていいお店は全く見かけません。昔はありましたが・・・。

だから、欲しい熱帯魚がいても「これ、元気ないのでは!?」という個体が数匹混ざっている水槽からの購入は見送るのが無難です。

明らかに元気がないのなら「これ以外のやつ」と指名できるとは思いますが、俊敏で狙うのがなかなか難しい熱帯魚・・・「他のやつにして」とか「それじゃないんだけど・・・」とか言う客はあまりいい客ではありませんから・・・

疲れてない熱帯魚の選び方

入荷したての熱帯魚は長い輸送で疲れているはずです。

まだお店の水槽にも慣れていない状態で、さらに自宅まで連れてきて・・・というのでは、家に連れてきた時点で体調を崩して死んでしまうという可能性もあります。

そこで、できる限り疲れも癒えてお店の水槽に慣れた個体を購入したいのですが、「慣れた」をどう判断するかです。簡単なのはお店に週一くらいで通って1、2週間店頭に居座っている個体を選ぶことです。

病気が発症していない水槽を選ぶ

熱帯魚を買うなら最低限、白点病や白カビ病など熱帯魚の病気に関する知識が必要です。熱帯魚の本には写真やイラスト付きで紹介されているものがあるのでそれを参考にするのがいいと思います。

欲しい熱帯魚がいる水槽の中に1匹でも病気を発症している熱帯魚が泳いでいたら、その水槽から熱帯魚を購入するのは止めましょう。そこから買った元気そうな熱帯魚達も潜伏期間中かもしれません。

また、店頭で「病気治療中」だか「調整中」だかと書かれて投薬されている水槽(水の色が黄色や青になっている)や、最近まで「病気治療中」だったけど普通の水に戻った水槽からは購入するのも控えておいた方が無難です。治りきっていなくて再発する可能性や、闘病生活で弱っている可能性があります。

なんとなく見て、元気そうか?

ここまで見たら、あとは元気そうに泳いでいるか直感で判断します。

本当に元気か見分けるのは困難ですが、あからさまに元気が無い個体ならある程度は直感で判別できるはずです。ここまで見たら購入に踏み切っていいと思います。

数週間も見定めている間に売り切れてしまうのでは?と心配になるかもしれませんが、買ってすぐ死なせてしまうよりはいいと思います。まあ、その我慢が難しかったりするわけなのですが、特に高価な熱帯魚を購入する場合は一番注意すべきポイントです。

確実に手に入れたいなら、1店舗で買い急ぐより何店舗か通ってチェックすることをお勧めします。よほどレアな種類でない限り、数店であっという間に売り切れるということもないはずです。

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