車体にJRと書かれ青緑のラインが描かれたJRの車両が、小田急線で試運転されているのを見かけました。普段は代々木上原駅で大量に見かけるもののそこ停まりであるこの車両、小田急多摩線を試運転で何往復も繰り返し「何か」をテストしている様でした。
何故JR車両を試運転していたのか!?
それらしき記事を見つけました。
小田急多摩線でJR東日本の電車を試運転…10月26日から | レスポンス
何故JR車両を試運転していたかの手がかりです。
これによると、小田急線と東京メトロ千代田線、JR常磐線の3線直通運転に向けた準備の一環なのだそうです。現在この3線をまたいで運行できるのは東京メトロの車両のみで、小田急の4000型とJRのE233系の2000番台車両に、3線走行のための保安装置を搭載するなどして走行範囲を拡大する計画なのだということ。
そのためJR線の車両が実際に小田急線上で問題無く走れるのかを「試運転」で確認していたのでしょう。
線路幅が同じなら走れるのかと思ってました。
この記事を見るまで、線路幅が同じなら各社の車両は乗り入れられるのかと思い込んでいました。言われてみれば保安装置等は各社で違っていてもおかしくなく、他社の路線を走るには他社の安全基準や設備に合致していないと走れませんよね。
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