Nikon 1 J4 で月を撮影してきました。想像以上で満足。

Nikon 1 で月面写真

Nikon 1 で月面写真

満月の少し前の日、夜空に浮かんだ丸い月をミラーレス一眼で撮影してきました。本当は皆既月食をにらんで装備を調えていたのですが、あいにくの曇り空で実現ならず・・・。

せっかくなので普段の月を撮影してみたのでした。
なかなかいい具合に撮れました(^_^)v

月の撮影に臨む装備

今回、月の撮影に使った機材は Nikon のミラーレス一眼(Nikon では レンズ交換式アドバンストカメラと呼ぶ)Nikon J4 です。これに Nikon のデジタル一眼レフ用のレンズ「AF-S NIKKOR 55-300mm 1:4.5-5.6G ED」を装備しました。

Nikon のミラーレス一眼にデジタル一眼レフ用のレンズを取り付けるには、「マウントアダプターFT1」が必要です。このマウントアダプターを取りつけると、300mmの望遠レンズが35mm換算では820mm相当の超望遠になるそうでかなり楽しみでした。

Nikon J4 に マウントアダプターFT1 を装着し、AF-S NIKKOR 55-300mm 1:4.5-5.6G ED を取り付けると外観はこうなります。

Nikon 1 J4 に AF-S NIKKOR 55-300を装備

Nikon 1 J4 に AF-S NIKKOR 55-300を装備

レンズとカメラ、どちらが本体なのか分かりません(^_^;)
白いボディと黒いレンズ、とてもちぐはぐになるかと思ってましたが、思ったほどではなくて安心しました。

月が大きく撮影できました。

最大望遠の300mmで撮影しました。シャッタースピードを固定しての撮影でした。月は明るいので、ISO160 の低感度で f5.6 でも1/100秒のシャッタースピードで撮影できました。

Nikon 1 で月面写真

Nikon 1 で月面写真

これだれの大きさで写ればたいしたものです。

Nikon J4 はミラーレス一眼だけあって高精細、すごく細かい部分まで撮影できています。次の写真は上の写真から月の周りを切り出してカットです。

Nikon 1 で撮影した月面のトリミング

Nikon 1 で撮影した月面のトリミング

月の模様もくっきりですが、月の円周ではクレーターの凹凸や月の輪郭が直線でないことがはっきりと分かります。

ところで月の直径って地球の1/4なのだそうです。小さい様でとても巨大な物体・・・。こんな物体が地球の周りをブンブン回っているとは・・・。宇宙の不思議を改めて感じる一枚でした。

超望遠撮影なら Nikon 1 + FT1 + DX高倍率レンズ

小難しい話しは抜きにして、デジタル一眼より小さいセンサーを持つ Nikon 1 なら通常の Nikon DX フォーマットのレンズがさらに望遠になります。そのため、同じレンズならNikon のデジタル一眼よりもミラーレス一眼の方が高倍率で撮影できます。

今回はNikon 1 J4 で撮影しましたが、今なら後継機種の Nikon J5 が発売されていますので、選択肢としては Nikon J5 の方になるかと思います。在庫品で安く売っていれば J4 の方でも十分かとは思います。

通常のDXフォーマット用のレンズを使うには「マウントアダプターFT1」が必要ですが、これさえあれば今までデジタル一眼レフで使っていたNikon用レンズがほとんど使えるのでミラーレス以前のNikonユーザーであるほどお得です。

今回の撮影では、Nikon デジタル一眼レフ用のレンズ「AF-S NIKKOR 55-300mm 1:4.5-5.6G ED」をマウントアダプターFT1で装着し300mmで撮影しました。写真は先ほど紹介した通りでど迫力の月が撮影できました。

これなら デジタル一眼で超高倍率のレンズを買うよりも、Nikon 1 とFT1 をセットで買った方が安上がりで便利かもしれません。

我が家では子供が小さいこともあり、抱っことデジタル一眼(Nikon D5100)の組み合わせはかなりキツイです。息子にゴツゴツぶつかりますし(^_^;) ・・・なので、最近はもっぱらNikon 1 J4 を装備して出掛けています。

デジタル一眼が登場するのは、運動会などで素早い動きを撮ったり、明暗差が大きかったりで頻繁に設定を変えて撮るとかスピード感が求められる場合にデジタル一眼という感じですね。

これまで買ったレンズが Nikon 1 でも使えるだけでなく、こうして期待以上の写真が撮れるのは嬉しいですね。

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