JAXA 筑波宇宙センター
曇りと雨のあいにくの天気の中、茨城県はつくば市にあるJAXAの宇宙開発施設「筑波宇宙センター」に行ってきました。筑波宇宙センターでは展示館が運営されており、一般の人が無料で楽しめる施設になっています。今回はもともと、電車好きの息子のために「つくばエクスプレスの旅」の目的地として適当に選んだ旅だったのですが、終わってみれば意外にも「ロケット」に興味をもった様でした。
事前の計画
今回の旅、事前に計画していました。
ロマンスカーでどこ行こう。筑波宇宙センターへ行こう。
電車好きの３才児を連れての日帰り旅行計画だったので、ロマンスカーに乗ることつくばエクスプレスに乗ること、早く帰ってくることが旅のポイントでした。
つくばエクスプレス
「行きの計画」は土曜日の北千住8:38着の小田急ロマンスカーMSE、つくばエクスプレスでつくば駅9:42着、そこから10:00開始の筑波宇宙センターへバスで移動するコースでした。
「帰りの計画」は、筑波宇宙センターをバスで出発し、つくば駅13:30発のつくばエクスプレス、北千住14:43発の小田急ロマンスカーMSEで移動するコースでした。北千住を発着するロマンスカーの本数が少なく、早く帰宅するためにはこれが唯一の選択肢でした。
朝ご飯やお昼ごはんはこの中でやりくりすればいいやという考えでした。
実際に行って気付いた残念な誤算と嬉しい誤算
バスが１時間に１本
電車の時間が選択の余地なしだったため、バスは行き先程度しか調べなかったのが誤算でした。東京・神奈川と同じく数分待てばいいだろうと踏んでいたのですが、実際は１時間に１本･･･。行きは関東鉄道バスつくば駅10:00発の「学園南循環」行きで約８分「筑波宇宙センター」バス停下車でまあちょうどいい時間でした。料金は大人一人で２３０円。
筑波宇宙センターバス停
帰りは13:30発のつくばエクスプレスを目指すと「筑波宇宙センター」12:57発のバスがありましたが、遅れたら嫌なのと雨がけっこう強く降ってきたのと、１本早めると11:57なのと、いろいろ問題がありタクシーを利用しました。筑波宇宙センターで教えて貰ったタクシー会社に連絡して筑波宇宙センターの受付前からつくば駅まで５分くらいですかね。タクシーで片道１，０９０円でたどり着けました。
学園南循環の時刻表
食事のタイミング
朝はコンビニでパンやおにぎりの軽食を買ってロマンスカー車内で食べました。これは予定通りで問題なし。
昼食は筑波宇宙センターからつくば駅までタクシーを利用したこともあり、つくば駅で12:30から13:30までお昼時間がとれました。ただあまり食事ができそうなお店が見つからず、目にとまったつくばクレオスクエアのミスタードーナツで手早く昼食となりました。幸い親子ともミスド好きだったので美味しく楽しめました。筑波宇宙センターでも軽食を販売していて食事スペースもありましたがお昼ご飯には物足りない感じでした。
夕食は早い時間を選んだこともあり、予定通り自宅で食べました。あまり時間もなかったので近所のスーパーで焼けば食べれるおかずを買ってご飯を炊いての簡単調理にしました。
筑波宇宙センター
目的地に選んでおいて意外とといっては失礼ですが、子供が楽しんでくれました。もともと「つくばエクスプレス乗車」が親子とも旅の目的（私だけは筑波宇宙センター目当て）だったので、子供がすぐに飽きて「帰る」言い出すことを予想していしました。
ところが、屋外に展示してあるH-IIロケットの実機展示を見に行っては説明書きに「なんて書いてあるのか？」と聞いてきたり、展示館の「スペースドーム」でもスタンプラリーを楽しんだり、月や地球の模型に興味を示したり、音と映像の衛星説明に見入ったり、日本実験棟「きぼう」の実物大モデルには２度も入りたいと言ったり、時間いっぱいで筑波宇宙センターを離れるまで「帰りたい」とは言い出しませんでした。
日本実験棟「きぼう」の実物大モデル
ロケット
ガチャガチャ好きで欲しいと言い出した「ウチュウガチャ」という名のH-II Bロケットの実物フェアリングの一部が入ったカプセルは欲しいと言われ買いましたが興味は示さないことは予想できました。
３才ではJAXA公認のシリアルナンバー付きの破片なんて価値もわからないですからね。
ところが帰宅後、私が自分用に買ったイプシロンロケットのストラップアクセサリと、H-II Bロケットの４色ボールペンを覚えていて出してくれとせがまれました。興味を示してくれたことがなんだかうれしくて、H-II Bロケットをあげたところ、秒読みして「ドドン」と発射したりして遊んでました。すっかりおもちゃですね。
ボールペンなのですが･･･
いい旅でした
スペースドーム
家に帰ってからも、YoutubeでH-II Bロケットの打ち上げを見たがったり、中継の動画を見ながら「何が切り離されたのか」とか「今どこを飛んでいるのか」とか興味津々でした。つくばエクスプレス以上に筑波宇宙センターの話しで盛り上がり、布団に入っては疲れていた様でいつもより早く眠りにつき、とても充実した一日だったようです。
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