乙武洋匡著「だいじょうぶ3組」読みました。(4/5頁)

←前頁(3/5頁)へ】【初頁(1/5頁)へ

乙武洋匡(おとたけ ひろただ)さんの著書「だいじょうぶ3組」という小説、この作品は乙武洋匡さんの経験を強く反映しているノンフィクションに近い作品だからか、小学校が舞台だからか、そもそもジャンル的にそうなのか、息をつかせぬ急展開やハラハラする大どんでん返しといった強烈なパンチこそありませんが、すっかり忘れてしまっていた小学生時代を思い出させてくれ、当時知る由も無かった教師達の努力や苦悩を等身大で感じとれる良い作品でした。

そしてこの作品には既に続編もあり、卒業までの日々を綴った「ありがとう3組」も刊行されているとのこと。2013年3月23日に映画「だいじょうぶ3組」のロードショーが決まったことから、前作にあたるこの「だいじょうぶ3組」が話題に上ってきていた様です。

乙武洋匡さんの Twitter を見ていると、映画化が影響してか日本各地を飛び回り講演を開いている様で、その人気ぶりと車いすとは思えない行動範囲の広さにも驚かされています。それと比べて、ほぼ同い年で五体満足であるにも関わらずこんな生活を送っている自分は「こんなんでいいのか?」とも思ってしまいます。最近は、夜遅くまで執筆作業をしている乙武さんのツイートを見ては「自分もがんばらないとな」と思う毎日です。

次頁(5/5頁)へ→

コメント

タイトルとURLをコピーしました