きたる2012年5月21日(月)にやってくる金環日食ですが、なんせ自然が相手なので当日は雨や曇りなど悪天候に見舞われることも十分あり得ます。考えて避けられるものでもないので、悪天候の可能性と晴れの期待をもって準備を進めています。
今日はあいにくの雨、薄明るいものの太陽の形は全くわかりません。5月23日が同じ天気だったら金環日食を観察するのは不可能です。
今のところ晴れた場合の準備はそれなりです。日食観察用のメガネと、太陽撮影に必要な減光フィルターを買い、このあいだ撮影の練習がてら公園に行ってきました。後は写真の腕を磨くことと、観察・撮影ポイントを探すくらいでしょうか。
公園での試し撮りは、多少曇っていたものの曇のすき間から太陽が覗く中での撮影となりましたが、太陽撮影用の減光フィルターで太陽を撮影することはできました。もう少し弱い減光フィルターもあった方がいいかとも考えていましたが、この程度なら今回購入したマルミ光機の「DHG ND-100000」だけで露出時間を調整すれば大丈夫そうです。
そう言えば、空は全体的に覆われているけど雲が薄くて形が確認できる状態ってあるのでしょうか。そうなってくると、太陽撮影用の減光フィルターでは強すぎて写せないかもしれません。かと言ってフィルターなしは無謀ですし。
減光フィルターの中にはフィルター部を回すと減光の強さを変えられる商品もあります。太陽撮影用ではないのでそんな強くないのと値段も高くなるので、ND400とかND800のフィルターと2毎重ねで使用すれば、いろいろな状況に対応できそうです。
今後、太陽以外の被写体で減光フィルターを使いたい時にも取り回しが効くので、それなりに写真を撮る人なら結果的に安上がりなのかもしれません。とは言え初期コストがけっこうかかるので、金環日食当日に確実に仕事が休めるなら考えてみようかなという感じです。
コメント