X線天文衛星「ひとみ」の通信障害・・・。衛星は回転しながら飛んでいる模様・・・。

先月の2016年2月17日に打ち上げられたX線天文衛星(人工衛星)の「ひとみ(ASTRO−H)」、3月26日頃から電波を正常に受信できず、空中分解している可能性をJAXAが発表しているらしき状況です。

ところが、ある記事によると「ひとみ」が回転しながら飛行していることを示唆する映像が国内外で撮影されているというのです。

宇宙(そら)へのポータルサイト sorae.jp がネタ元

X線天文衛星「ひとみ」が回転飛行状態にあるであろう情報を知ったサイトはこちらです。

X線天文衛星「ひとみ」、回転しながら飛行中の模様 | Sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト
「ひとみ」が回転しているというアメリカ・アリゾナ州で撮影された動画を掲載したサイトへのリンクが掲載されているページです。

このサイトによると、ナショナル・ジオグラフィックのニュースサイトに、アメリカのアリゾナ州で撮影された「ひとみ」の動画が掲載されているのだそうです。

これが「ひとみ」なら、確かに回転している様にも見える・・・

実際に「ひとみ」の動画が掲載されているというサイトはこちらです。

Video Shows Troubled Japanese Spacecraft Tumbling in Orbit – Phenomena: No Place Like Home
英語ページです。動画には明るくなったり暗くなったりしながら中央を横切る星の様な物体が映し出されていました。

これが「ひとみ」であるかは信じるほかありませんが、これが「ひとみ」なのだとしたら、確かに回転しながら飛んでいる説は有力です。

真相は闇。JAXAからの情報を待つほかありません。

朝日新聞ニュースではJAXAが「ひとみ」の分解を確認したという記事が掲載されていましたが、未だ公式なプレスリリースは出ていない現状です。

sorae.jp によれば「『ひとみ』の周囲には『ひとみ』から分離したと思わる物体が観測されている」と書く一方で、「天文家などの光学望遠鏡による観測では、『ひとみ』本体以外の物体は観測されていない模様」とも書かれています。

もはやどっちがどっちか分からない状況ですが、“回転”を何とかすれば「ひとみ」を正常な状態に戻せる可能性もゼロではなさそうです。

JAXAから良い報告がでるのを楽しみに、見守っていきたいと思います。

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