JRだったか、東京メトロだったか車内のモニタでたまに雑学的なクイズコーナーがながれています。NINTENDOのゲーム「おいでよ 動物の森」のキャラクターが雑学のクイズを出題するあれです。
そこで、9月12日は「宇宙の日」だと紹介されていました。クイズ自体は「宇宙の日」だからということで、宇宙にちなんだクイズ「ロケット発射場は今や鹿児島種子島だけど、日本初の本格的ロケットは何処で打ち上げられた?」というもの。
正解は・・・
簡単ですね!秋田県です(マニアック)。
東大の糸川 英夫(いとかわ ひでお)博士らによるペンシルロケットの垂直発射が秋田県で行われたのでした。
調べてみると、1回目は1955年8月6日とのこと。なんと61年前ですね。けっこうな歴史があります。打ち上げが行われた秋田県の道川海岸には記念碑も建てられているということで、機会があれば見に行ってみたいです。
日本初のロケット実験
参考にしたページです。
本題、宇宙の日
さて、本題の「宇宙の日」です。
9月12日に定められた宇宙の日。これが何にちなんでいるかというと、日本人初の宇宙飛行士である 毛利 衛(もうり まもる)さんが初めてスペースシャトルに搭乗して宇宙へと旅だった1992年9月12日にちなんでいるということです。
「宇宙の日」ホームページ
参考にしたページです。
こちらは16年前。比べてしまえばとっても最近です。
今では、日本人宇宙飛行士は珍しくないけれど。
最近では新世代の宇宙飛行士として、油井 亀美也(ゆい きみや)宇宙飛行士と大西 卓哉(おおにし たくや)宇宙飛行士、金井 宣茂 宇宙飛行士が活躍中です。もちろん若田 光一(わかた こういち)宇宙飛行士などの巨匠もですが。
油井宇宙飛行士は2015年7月23日にソユーズロケットで国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在(12月11日迄)を達成しました。大西宇宙飛行士は2016年7月7日にソユーズロケットで国際宇宙ステーションでの長期滞在を開始しました。金井宇宙飛行士は2017年の打ち上げに向けて訓練中ということです。
今となっては珍しくないけれど、糸川博士のペンシルロケット開発があったがゆえに、H−Ⅱ(エイチ・ツー)ロケットなど大型ロケットの開発があり、HTV(エイチ・ティー・ヴィー/愛称「こうのとり」)など国際宇宙ステーションへの補給船の開発、そして日本宇宙開発の信頼性、国際宇宙ステーションへの貢献度から普通に日本の宇宙人飛行士が宇宙へ旅立つ日が来ているのだと思います。
日本の宇宙開発の歴史の一歩を踏み出した9月12日、宇宙について考えるきっかけになるいい日だと思います☆
コメント