「独自ドメイン取得」と言われてピンと来るでしょうか？ブログやホームページのアドレスの冒頭部分を自分専用に決められるアレです。そのドメイン取得業者の「お名前.com」を選ぶのはおすすめできないという記事です。
専門的なので、ここまででピンと来ない方には知る必要のない情報です。Whois情報公開代行サービスを利用するつもりならお名前.comでの取得は避けた方が無難です。
Whois情報公開代行にお金が必要
Whois情報（ふーいず・じょうほう）というのは、ドメインの持ち主が誰かという情報で、世界中の誰もがインターネット上で誰の持ち物かを検索できる様になっています。
個人情報が検索できてしまうと何かと問題なので、ドメイン業者のほとんどは「Whois情報公開代行」というサービスを提供しています。この代行サービスを利用することで、個人情報ではなく、ドメイン業者の情報が表示される様になります。
２０１７年７月現在、このWhois情報代行サービス、ムームードメインというドメイン業者では完全無料で利用できるのですが、お名前.comでは新しく取得したドメインにのみ、取得と同時申し込みで永年無料で設定できるものの、取得したドメインにあとから申し込みをしようとすると年間￥９８０が必要ななります。
チェックを忘れるとWhois情報公開代行を有料で申し込むしか打つ手なし(>_<)。
「ドメイン取得と同時に申し込みなら無料だし、まぁいいのでは？」と思う方もいるかと思いますが、問題はドメイン取得時には「申し込み」にはチェックが入って無いので、チェックボックスがあるのを見落としてしまうと、Whois情報公開代行なしでドメインの契約が完了してしまいます。
チェックを忘れてしまうと、後からWhois情報公開代行を申し込むことになり、たとえドメイン取得の５分後であろうと時すでに遅し、年間９８０円のWhois情報公開代行サービスに申し込まなければならなくなります。
ドメインなんて、うまくいかなかった時を除き、一生契約するほどの商品なので、年間９８０円か永年無料かはとても大きな違いです。
その上、ドメイン登録してしばらくしてお名前.comから「Whois情報にお客様の個人情報が公開されています。Whois情報公開代行サービスの利用をお勧めします。」なんてメールが定期的に届くようになるのだから、余計なメールも増えてやっかいです･･･
一度取得してしまったドメイン契約を即破棄するというのも難しいので、最初から「お名前.com」でドメイン契約をしなければ年間９８０円が追加発生して困るという心配がないのです。
そんなわけで、ムームードメインをおすすめします。
注意しなくてはいけない「お名前.com」をわざわざ選択する必要はありませんので、他のWhois情報代行が完全無料のドメイン業者を選びましょう。
調べて自分好みのドメイン業者を利用するならそれでいいと思いますが、『「お名前.com」がダメと言うならどこがいいの？』という方には、ムームードメインがおすすめです。
理由は私が使っていて不自由を感じたことが無いだけです。私は２０個くらいドメインを持っていますが、Whois情報代行を申し込み済みのドメインこそお名前.com
で未だに使っているものの、新しく取得するドメインは全てムームードメイン
で登録しています。
ちなみにお名前.comでWhois情報代行をしそびれたドメインもムームードメインに移管（ドメインは管理会社を乗り換えられる）してWhois情報代行を無料にして使っています。
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