こんな交通事故、私の危険予測にもありません(>_<)。

東名高速道路でのバスと乗用車との正面衝突事故。その瞬間の映像がドライブレコーダーで捉えられていたというニュースを見かけました。

東名高速道路で正面衝突というのだから、「高速道路って分離帯がない道があるのかな?」と思ったのですが、どうやらそうではありませんでした。

「では逆走?」と思うかもしれませんが、なんとそれでもありません。

ドライブレコーダーの映像が公開されていました。

ん?飛んでる!?

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これは予測不能です・・・。少なくとも今の今までは。

危険予測

まさか中央分離帯を飛び越えた車が自分の車めがけて飛んでくるとは思ってもみません。仮に予測して運転するとなると次の項目が挙げられそうです。

  • リスクを減らす為、対応できる時間を増やす為に、追い越し車線を走らない様にする。
  • いつでも急ブレーキをかけれる様に、ハンドル操作ができる様に備えておく。
  • 今なら急ブレーキをかけれるか、かけた場合にハンドルをどうきるべきかを後方の車間距離や車の状況を踏まえて想定しておく。

まあ、極力高速道路に乗らないというのも対策ですが・・・。

ところで事故の評価は・・・

ところでこの事故、バス側の乗員乗客47人には重傷者はあれど死者は無しということで、『バス会社の社長は「とっさの判断が幸いしたのでは」と話す。』との記載がありましたが、第三者を乗せた観光バスが重傷者を出したのは幸いもなにもあったもんじゃないでしょうに・・・。「楽しいはずの観光が・・・」ですよ・・・。

【東名高速衝突事故】バスの正面に車が飛んできた その瞬間をドライブレコーダーが捉えた
参考にしたページです。

気になった記載を2つ挙げます。

  • バス会社の社長は「とっさの判断が幸いしたのでは」と話す。
  • バス会社の斎藤雅宣社長(68)は、それでもバス側の被害が比較的少なかった理由について「左にハンドルを切り、バスの骨組み部分と車が衝突したためでは」と見る。
  • 運転手はブレーキを目いっぱいかけていたといい、斎藤社長は「運転手の対応が的確だった思う」と話した。

この映像を見る限り、とっさの判断をするに足りる時間などなかったと思われますし、車の飛んでいく方にハンドルを切っているわけで、反射的に回避しようと試みた様にしかとれません。ただ奇跡的に被害が少なかっただけと捉えた方がいいでしょう・・・。

被害は甚大

そもそも「被害が小さい」と言い切るあたりが気になってしかたありません。

対向車、分離帯越えバスに衝突か 運転男性が死亡 愛知:朝日新聞デジタル
参考にしたページです。

バスの乗客乗員47人中、39人が病院に搬送され、少なくとも約20人がけがをした模様だと報じられるこの事故、被害は甚大、奇跡的に死者無し。ですよね。ぶつかってきた乗用車の運転手は死亡らしいですが。

これが被害者側も普通自動車だったら目も当てられない惨劇ですよね。被害者がバスという頑丈な車だったことも奇跡の要素のひとつです。

これを教訓に、うまいことバスでもシートベルトを着用(せめて、高速道路運行中だけでも)するルールを考えるとか、極力追い越しはしない様に務めるとか、100㎞での衝突で飛び出さない分離帯へ整備するなど、「被害が小さい」とさえ思わなければ少しでもこの様な事故が減らせるのではないでしょうか・・・

とにかく、この様な事故もあるのだと認識し、危険予測しながら運転する様に務めようと思ったのでした。

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