2014年12月3日に種子島宇宙センターよりH-IIAロケット26号機で打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」、小惑星「Ryugu(リュウグウ)」から物質を持ち帰るべく広い宇宙空間を航海中です。地球への帰還は2020年の年末と予定されています。
そんなはやぶさ2、昨日イオンエンジンの連続運転を開始したとのことです。日本時間の3月22日 午後10時55分頃から運転開始予定ということでしたので、数時間前に運転開始しているはずです。
ハラハラしますね。
久しぶりのイオンエンジン点火・・・、ちゃんと点火できるのかとか長時間運転の途中で故障してしまわないかとか考えるとハラハラしますね。
ちなみにこの連続運転、ずっと動かしっぱなしなのかと思っていましたが、実際には1週間に1度程度お休みするのだそうです。もちろんその間は何もしていない訳ではなく、次の週のイオンエンジン運転で飛んでいく方向に姿勢を変えるのだそうです。
詳しくは「ファン!ファン!JAXA!」のページをご覧下さい。
“L+475” イオンエンジンの連続運転を本日の運用から開始! | ファン!ファン!JAXA!
イオンエンジン連続運転について丁寧に綴られています。
方向を微調整しながら、小惑星「Ryugu」を目指す算段ってわけですね!
何事も1発で決めようとするなってこと!
聞けば当たり前に思えてしまいますが、宇宙規模でも(宇宙規模だからこそか!?)、こういう地道な努力が必要なんですね。
最終目標を決めて、その達成の為に日々微調整しながら着実に目標に近づいていく・・・。何か大切な事を再認識させられた様な気がします。
イオンエンジン連続運転、うまくいくことを願っています。
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