1月3日の産卵に引き続いて1月13日、我が家のコリドラスが3度目の産卵を果たしました。1度目の産卵では多くが孵化するも全滅、2度目の産卵ではかろうじて1匹がちゃくちゃくと成長中、さて3度目は・・・
経験値もだいぶたまり、苦い経験から装備も充実してきて、「次こそは」というタイミングでの産卵、さっそく最新の装備と知見で応じたのでした。
平日の産卵
これまでの産卵は私が自宅にいる休日での産卵でした。ところが今回は意図せず平日の産卵となりました。コリドラスは水温が下がると雨期を感じ産卵が誘発されるそうですが、今回はブラインシュリンプ(稚魚に与える生き餌の卵)を孵化させる為に水槽の温度を2℃ほど上げて再び戻していた事が引き金になったのではないかと予想しています。
私が仕事に向かっていると、妻からメールで「コリドラスが産卵している」と連絡がありました。前回の経験(過去記事:コリドラスが2回目の産卵。今度は絶滅させない様・・・)から、とりあえず「他の魚から卵を護る為にプラケースの蓋でガードして欲しい」とだけお願いしました。
でも、プラケースの蓋にふたたび産卵したり、プラケースの蓋で他の魚はガードできてもイガカノコガイは厚かましくも蓋の間に入ってきたり等で、稚魚用水槽としてメインの水槽に浮かべていたプラケース内に卵を移しておいてくれていたのでした。
妻は普段水槽には手も入れないので、手を入れて卵を水槽の壁面から回収してプラケース内の壁面に貼り付けるという作業はだいぶ思い切りが必要だったのではないかと思います。おかげさまで平日の産卵にも関わらず、多くの卵を回収することができました。
フィルター排出口下にも卵あり
フィルター内を通過した水が再び水槽に戻される排出口の下にもコリドラスの卵が残されていました。ここは産卵の定番スポットですね。
そこは水流が強い場所にあるためか、食べられること無く無事に残っていました。
新兵器「サテライト・スリムM」を投入
ここで、卵の隔離と水質維持、孵化後の逃亡防止を目的に購入した新兵器「SATELLITE SLIM M(サテライト・スリム M)」を投じました。
サテライト・スリム Mは壁掛け式のプラケースです。
エアレーションの力を使ってメイン水槽から水をくみ上げてはプラケース内へ誘導、反対側の排出口からメイン水槽に水が戻されるという流れにより、水質と水温を維持する仕組みとなっています。しかも、排出口に設置する細かいメッシュ加工がされた排出口用蓋が付属しているため、産まれたばかりの稚魚でも脱走しないという優れものです。
せっかくなのでコリドラスの稚魚も移すことにしました。サテライト・スリム Mなら付属の間仕切りを使って簡単に部屋を作ることができます。片方の部屋には稚魚(写真右側)を、他方の部屋(写真左側)には回収した卵を入れて準備は万全です。
さて、どうなるか・・・
ここまでで、卵が他の魚に食べられてしまわない様に隔離と、水質維持のための水の循環環境を確保しました。
そして、メインの水槽の水をくみ上げて壁掛けのプラケース内に通す仕組みから、壁掛けのプラケース内の水温はメイン水槽の水温より幾分下がるだろうと思い、念のため水温計も設置してみました。
よしよし。いい感じです(^_^)v
今回は壁に貼り付かずプラケース底に転がっている卵が多いところが気になってはいるのですが、さて・・・どうなるか・・・。楽しみです☆
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