若葉台まで買い物に出掛けた時のこと、京王電鉄の若葉台検車区(若葉台車両基地)に黄色い京王線が停まっているのを見かけました。
家族で、『間に連結しているのは総合高速検測車の「DAX(Dynamic Analytical eXpressの略)」ではないか?』という話しになったので写真に収めつつ確かめることにしました。
でもDAXと連結しているのは赤い斜めシマシマの事業車両でなかったっけ??
車両基地の奥に黄色い京王線を発見
数日後に再び若葉台検車区付近を訪れると、車両基地の敷地内奥の方に停車している黄色い京王線を発見しました。
確かにDAXの様な普通の車両とは異なる形状の車両を真ん中に挟んでますが、この距離ではそれがDAXなのかはいまいち分かりませんでした。
となりの車両は何でしょう?本題とは関係ないのですが気になります。光の加減かもしれませんが、色も塗っていない古びた車体にも見えます・・・。その横には数人の作業員が集まっていました。
DAXであることを確認
話しを戻して、黄色い京王線をデジカメのズームを最望遠にして撮影してみると、中間車両の側面に”DAX”と書かれているのが読み取れました。
これは確かに総合高速検測車の「DAX(Dynamic Analytical eXpress)です。本や京王レールランドのNゲージコーナーでその存在は知っていましたが、DAXの実車は初めて見ました☆
ところで黄色い京王線は何?
中間車がDAXであると分かったところで、前後の黄色い京王線車両が気になりしました。調べたところによるとこの車両は「デヤ900系」といい2015年9月24日に発表された新しい事業用車両なのだとか。ちなみにDAXの方は2008年4月2日から本運用が開始されました。
現行の「デワ600形」(赤い斜めのシマシマ車両)を置き換える目的で作られた車両らしいです。排雪板も備えており、降雪時には線路上の除雪も行えるという優れものです。
新型車両が「デヤ900系」、総合高速検測車「DAX(Dynamic Analytical eXpress)」が「クヤ900形」ということで、同じ9000系をイメージした車両による編成となり、すっきりと調和した(ふつうの電車っぽい)印象ですね。「デワ600形」はいかにも事業者という感じがしていたので好感度アップです。
是非、京王線の総合高速検測車DAXと小田急線のテクノインスペクターの並走を見てみたいものです。
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