夜空に見ました。国際宇宙ステーション(ISS)。一番星の様にくっきり。

スペースシャトル「アトランティス号」から撮影されたISS (C)JAXA

スペースシャトル「アトランティス号」から撮影されたISS (C)JAXA

2015年8月1日の土曜日、東京の19:40頃の夜空でISS(国際宇宙ステーション)が観測できました。

ISS自体はちょくちょく見えるそうですが、観測条件が良かったのでこの日を選びました。油井宇宙飛行士がISSに搭乗し、今月半ばには「こうのとり5号機」のドッキングが予定されていることもあり、我が家でもISSが会話の話題になっていました。

子供もつれてISSを見てきたので、その様子をレポートします。

ISSが好条件で見えると知りました。

2015年8月1日の東京周辺ではISSが好条件で見えると知りました。そのネタ元はJAXAの「宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センターの『きぼうをみよう』(http://kibo.tksc.jaxa.jp)」でした。

これによると2015年8月1日は、19:40に南西の空から19:43には南で最も高い地点を通り、19:45に北東の空へと進んでいくそうです。高い位置で太陽の光をしっかりと反射して見やすい好条件、時間も比較的早く、子供といっしょに見に行くことになりました。

飛行機の様に見つけやすい

JAXAのページによると、あまり暗いところに行かなくても街中でも十分に見えるとか、赤や青の光の点滅が見えたらそれは飛行機だとか注意事項が載っているほど。

確かに実際に見たISSは夜空の星の様に白一色の点が、飛行機の様な早さでスーッと移動していく様子がしっかりと観測できました。念のため暗めの場所を選びましたが、あれなら確かに少々街が明るくても十分見える程の明るさでした。

妻も息子も私もみんな、あれがISSだと確信が持てました。

おすすめです。

なんせおよそ400kmも上空の宇宙を飛んでいるISS、はっきりとその形をみることはできませんが、赤や青の光が点滅する飛行機などとは違う星の様な物体が、明らかに「動いてる」と分かる速度で移動する様はとても印象的でした。

夜空の観察ということもあり、惑星や彗星、星座などを観察をイメージして方位磁針を用意したり、暗い場所や建物が少ない場所を探したりと構えていましたが、発見から追跡までとても簡単だったのでおすすめです。ISSは頻繁に日本上空を通過している様なので予定に合わせて見やすい日や時間を選べるのもおすすめポイントです。

ただ、写真撮影は難しいと感じました。
写真に綺麗におさめるには練習が必要そうです。

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