先日、一人でロマンスカーに乗ったときのこと(珍しく子供とではない)、ロマンスカー車内で寝過ごしてしまった人を見かけました。実は「ロマンスカーとか新幹線で寝過ごしてしまったらどうなるのだろう??」と前々から思っていました。
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寝過ごしてしまったらしい・・
先日ロマンスカーに乗車した時のこと、車内放送で「違う席に座っている場合、声をかける場合がございます。」と言っていました。「最近はわざわざ特急券のチェックをしなくても発券状況が手元でわかって便利だな」と感心していたところに、前の方に座っている女性が車掌さんに声をかけられていました。「寝過ごしてしまった」と説明しているのが聞こえてきました。
車内でのやりとり
マニュアル通りか裁量かは不明ですが。
「車内で特急券の販売はいたしておりません」はロマンスカー到着駅でよく聞くアナウンスです。さて、乗ってしまっている人にはどうなるのか。マニュアルが完備されているのか、その時々の車掌さんの裁量なのかは定かではありませんが、ここからは実際に目の当たりにした話しです。
きさくな車掌さん
対応していた車掌さんは終始笑顔で物腰やわらか。寝過ごしてしまった女性の方は表情こそ見えませんが申し訳なさそうな振る舞いでした。車掌さんの「申し訳ありませんが、特急券を拝見してよろしいですか?」に答える女性の「ひとつ前の駅で降りるはずが、寝過ごしてしまいました。」という言葉からの会話に対して、終始理解を示す様な身振りで話しをしている車掌さんでした。
発券!?
その会話は聞こえませんでしたが、話が終わると車掌さんは手に持った端末をピピッと操作して何やら発券、女性はお金を渡してその券を受け取っていました。そして女性は荷物を抱えて座っていた席を離れていきました。
乗客もまばらな車両のドアをくぐったところを見ると、特急券が発券された訳ではなさそうです。だとすると、寝過ごした区間の乗車券が発券されてデッキで待機していると考えるのが自然です。
真相は!?
次が降りる駅だったので・・
真相が気になって仕方なかったので到着5分前に余裕を持って席を立ってデッキへ。デッキでは先程の女性が立って携帯をいじっていました。勘づかれては申し訳ないのと、勘づかれなくても怪しい感じなので、そのまま人のいない車両のデッキまで素通りして行きました。これで乗車券のみ購入+デッキで待機は間違いなさそうですね。
妥当な対応・・
「席もたくさん空いてるのに」とも思いましたが、ルールを守っている人と区別するためにも妥当な対応だと思いました。ただ、その女性は特急料金まで払ってゆったり早く帰りたかったはず・・。せっかく乗った特急でピューッと目的の駅を通過してしまうのは悲しすぎます・・。気をつけましょう。
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