この間、地域の防災イベントがあったので消火器の使い方訓練と、煙ハウス通り抜け訓練を体験してきました。消防署の人も説明してくれるちゃんとした訓練でした。今回はそのうちの消火器の使い方訓練の話です。
目次
訓練の内容
消火器の使い方訓練は、消火剤の代わりに水が入った消火器を使い、火に見立てた「的」を狙う内容でした。実際の火を消さない分、自由に参加できるいい企画だと思いました。
訓練の流れは次の通りでした。
- 「火事だ!」と呼びかける。
- 置いてある消火器の安全ピンを抜いて持ち上げる。
- ホースを外して火元に向ける。
- 放水(実際は消火剤)する。
特に難しい操作はありませんでしたが戸惑いました。実際の火災で難なく使うにはもう少し練習が必要そうです。練習する機会が少ないのが問題ですね。
何に戸惑ったのか
安全ピンを抜くのに戸惑いました。
でも実際は置いた状態で上に引っこ抜けば、簡単には外れます。
ホースを外すに戸惑いました。
特に留め具がついている訳でもなく…。置いた状態で軽く引っ張れば簡単に外れました。
持ち上げてハンドルを握るのに戸惑いました。
片手はホースを握っているので、もう片方の手だけで持ち上げた状態でハンドルを握る必要がありました。消化器は案外重量があるので最初は戸惑いました。
よく思い出せないのですが、うまくいった時は全然無理な体制にはならなかったので、落ち着いてみれば簡単だったはずです。
放水が上方向へ
火に見立てた「的」は足元から1メートルほど離れた位置にありました。その的へホースを向けて放水しましたが、最初水は火の的を大きく上に外れてしまいました。
水圧が大きいわけではないので、
慌てずホースを握っていれば放水しながらでも調整できます。
一度にすべてやろうとすると失敗する
戸惑ってしまったのは、すべての操作をいっぺんにやろうとしてしまったからだと思います。そこで再び、消化器を使った初期消火の順序についておさらいしておきます。
- ここから消そうと思う位置に持っていく。
- 消化器を一度置く。
- 外せるもの(安全ピンとホース)を外す。
- 持ち上げてホースを火元に近づける。
- ホースを握って消火する。
いざという時に戸惑わない様に手順をおさえておきましょう。
初期消火は潔さも重要です。火が消えなかったら即逃げましょう。
初めて消化器を操作しました。とても貴重な体験でした。
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