顔料インクやカラーレーザーなどプリンターの耐水性も上がり、自前で作った名刺が雨でにじむことを心配する必要がなくなりました。せっかくなら用紙にもこだわり、オーダー品顔負けの作品を作りましょう。
プリンター用の名刺用紙選びのポイントは、紙色・紙質・紙厚・カット方法の4つが重要だと思ってます。
紙色はあなたの印象作りにひとやくかいます。白でクールに、パステルカラーで優しく、半透明や黒、メタリックで個性的に等、好みに合わせて選びましょう。ただし濃い色は印刷が難しいので要注意です。
紙質も、光沢用紙で写真を際立たせたいとか、マット紙でイラストや文字を自然に見せたい、和紙や布地を模した用紙で個性を出すなど工夫できます。光沢紙やマット紙は印刷が簡単です。
紙厚は好みにもよりますが、厚めの方が高級感やきっちりした印象を与える反面、印刷も難しくまた手差しができないプリンターでは物理的に印刷できなかったりもします。
カット方法というのは、名刺用紙はA4サイズの紙に名刺サイズに切り取れるミシン目が付いていて10カットのものが安価で一般的です。ただ、ミシン目だと切り取った後ギザギザが残ってしまい少し残念な仕上がりになります。これにはもともと綺麗にカットされた状態でA4サイズで10カット取れる用紙もあります。裏面が一部のりしろになっていてカットされた名刺用紙が張り付けてある仕組みです。とてもお勧めですが、のりしろを作るために名刺厚より用紙が厚くなることと、種類が少ないため、紙色や紙質の選択肢が狭ってしまうのが難点です。
紙色は印刷である程度カバーできるので、色の乗せやすいホワイトで、マット紙、0.24ミリ厚、カットされたタイプが個人的なお勧めです。※厚みは手差しできない我が家のプリンターでかろうじてプリントできるという基準です。。
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