天体望遠鏡に取り付けるデジタルカメラ(デジタルアイピース)ってあるんですね!

我が家の天体望遠鏡は5000円程度の安物です。単に星が大きく見えるだけ。デジカメが取り付けられる仕様でもなければ、しっかりした三脚(雲台)にも取りつけられず、申し訳程度の短さで本体に固定された三脚を装備した卓上望遠鏡です。

そんな望遠鏡でも月はきれいに見え、たまーに覗いてはいたのですが、見えた天体の写真を撮りたい、見えたものを画面に映したいなどと常々思っていました。

子連れで天体観測の問題点

子供を連れて天体観測に行くと、こんな問題があるからです。

視野に星や惑星を入れるのが大変。

天体望遠鏡は高倍率なので、ほんの少し動かすだけで視野がガラっと変わります。1mm向きを変えただけで、見えていた天体がまったく見えなくなったりします。

目標に合わせるだけでも一苦労なのに、ようやく「見えた!」と思って、子供と交代すると「見えない」のひとこと。交代でわずかにずれてしまうのは避けようがありません。

こんなとき、見えた様子がモニターに映っていれば、苦労なく子供と感動を共有できます。

動かさなくても天体が動いています。

地球は太陽の周りを自転しながらくるくる回っています。火星や木星も同様ですし、月も地球を中心にしている以外は同じように動いています。その他の動かない恒星や太陽も地球が自転しているので、あたかも地球の周りを回っているかの様に動きます。

つまりは、望遠鏡の位置がずれなくても、少しすると望遠鏡の視野からいなくなってしまうのです。

こんなとき、モニターに映像が映っていれば、位置を合わせた瞬間からみんなで見れるので、急いで交代して順番にみるとかしないで済むのです。

お手持ちの天体望遠鏡をデジタルカメラに!

今の時代、便利になったものです。

接眼レンズの代わりに取り付けられるデジタルカメラがあるのです。初めて知りました。

かなりのお手頃価格です。

しかも、ただのデジカメではなく、windows7以降のパソコンに繋いで、見えてる映像を画面に映し、そこから静止画(写真)を撮影したり、動画を撮影したりできるのです。

ただし、安いは安いなりにデメリットがあり、画素数が少なく、50ルクスに満たない光は捉えられないのだそうです。

ネットを探せばさらに高性能な製品も!

画質を求めると5メガピクセルで、2万円円くらいの商品があります。

見たい天体と、天体望遠鏡の性能から、選べばいいと思います。もともとぼやっとしか見えない安物望遠鏡に、高性能のをつけたってぼやっとしか映りませんからね。。

どう選べばいいのか・・と途方にくれちゃってる方で、カメラ付のスマホ部を持っているなら、スマートさはありませんが、スマホをデジカメがわりにできるスマホ用アダプターも安くておすすめです。

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