私の息子は小学一年生で鼻炎持ちです。花粉が盛んに飛び交う春先、アレルギー性鼻炎も猛威を振るい、息子の鼻水鼻づまりは深刻です。
特に夜は鼻が詰まって眠れない・・・と起きだし、夜中に私の部屋を訪れることもしばしば・・・。なだめて寝かしつけようにも「寝れない」の一点張り。無理矢理に詰まった鼻をすすってばかりで、寝ようとすらしてくれません・・・。
鼻づまりのツボを押してもダメ、ペットボトルを脇に挟んでもダメ、玉ねぎの臭いをかいでもダメ・・・
そんな子供をほったらかして眠るわけにはいかず、私も妻もほとほと困り果てていました。でもようやく小学生の息子にぴったりの対処法が見つかりました。
同じ悩みを持ってるお母さん、お父さん、是非試して頂けたらなと思います。
目次
ポイントは鼻水を出すことと、気持ちを上向きにすること。
まずは詰まっている鼻水をなんとか出してやることです。真夜中でも構いません、湯船にお湯を貯めてお風呂に入ることで鼻づまりが解消します。
そして「また詰まるんじゃないか?」という気持ちを奥底にしまい込むために、湯船に浸かりながら子供の好きな話題で盛り上がることです。
それでは、その他細かなポイントも含め、具体的な我が家での流れを紹介していきます。
鼻水を出す準備
最大の目標は鼻水を出して鼻づまりを解消することです。
お風呂を沸かす
湯船にお湯を張ります。(または追い炊きします)
体を温めて血行を良くすることと、湯気で鼻を保湿・暖めてやることで固まった鼻水を柔らかく出やすくしてやる効果を期待しています。
ミントのお茶を入れる
味にクセがあるので子供がミントティーが好きなら入れてあげましょう。ミントのすーっとした刺激が鼻の通りをさらに良くしてくれるハズです。ミントに限らずお好みのハーブティーで問題ありません。
ハーブティーの用意がない。子供がハーブティーが苦手という場合、お茶の話しは忘れてもらって大丈夫です。
お茶を入れるタイミングですが、息子が言うには「お風呂前は鼻が詰まっているから、匂いが分からない。」とのこと。
そりゃそうか・・・。
なので我が家では、お風呂を沸かす時間でミントティーを蒸らし、入浴直前にティーバッグを捨て、お風呂上がりにほどよく冷めてきたミントティーを愉しむというパターンになっています。
夜飲むミントティーを選ぶポイントはノンカフェインであることが大切です。
湯船に浸かってリラックス
お風呂が沸いたらミントティーのティーバッグを捨ててからお風呂に入りましょう。(入浴中に渋くなってしまうので)
より高い入浴効果と鼻への刺激を期待して我が家の場合はバブなどの発泡入浴剤を入れて入るようにしています。息子のお勧めはラベンダーか柑橘系の発泡入浴剤です。
お勧めだからと同じ香りのものをたくさん買うより、いろいろ詰め合わせてあるセットの方が楽しめると思います。
リラックス効果を高めるため、照明は暗めに。
我が家のお風呂の照明は調光機能はついていません。でも脱衣所の電気をつけて、お風呂場の電気を消した状態でお風呂場に入ると間接照明の様なほどよい暗さになります。
可能な限りでいいですが、薄明かりで入浴した方がリラックス効果は高まりますので工夫してみてください。
お勧めの間接照明は・・・
ありません。
浴室で使える調光機能の付いた電球とかあるみたいですけど、わざわざ買いそろえなくても工夫すればなんとかなるでしょう。
鼻を温めることが最優先
お風呂にがっつり浸かるとすぐに暖まってしまいます。目的は体を温めるのは2番目、最優先は鼻を温め、湯気でしめらせ、鼻を通してやることです。
湯船に浸かったり、湯船から出たり、中に段差がある湯船なら半身浴になったりと、暖まり過ぎに気をつけながら入浴中に鼻を2〜3回かめるまで入る(状態によりますが15分くらい)ことを目標にしましょう。
のぼせてしまっては元も子もないので無理はしないようにしてください。
さらにタオルなどを持ち込んで湯船で塗らし、鼻を温めてやればより効果的です。タオルなどを持ち込んで湯船に浸し、軽く絞って鼻にあててやります。これを繰り返します。
そうそう、入浴中に鼻をかみたいので、お風呂に入る時には脱衣所にティッシュペーパーの箱を置いておきましょう。
鼻水が柔らかくなった頃合いでこまめに鼻をかむ
鼻水をなるべく多く外に出してやれば、その後で詰まる可能性はだいぶ減ります。
脱衣所にティッシュペーパーを持って行っておき、入浴中に頃合いをみて2〜3回、入浴後服を着たらもう1回、子供に鼻をかむように勧めてあげましょう。
私がお勧めのティッシュも紹介しておきます。「エリエール +Water(プラスウォーター)」というボックスティッシュです。
贅沢保湿の様な贅沢な保湿性能はありませんがそのぶんお求めやすい価格で、普通のティッシュとは比べものにならないほど優しい肌触りのティッシュです。鼻炎持ちが常用しても肌荒れしづらく、コスパが非常に優れたティッシュです。
我が家では毎年花粉の時期の必需品です。
入浴時間を活用し、子供の気分を上向きに。
眠いけど寝れない。鼻が辛い。
子供は、眠いのに鼻が詰まって寝れないことがストレスになって、気分が沈んでいます。そんな気分を引きずったままでは出るものも出ません。
せっかくの長く静かな入浴時間ですから、子供とたっぷり話してリラックスさせてあげましょう。
私の場合は、息子が好きな電車の話題や、学校での出来事を聞いて、子供に話してもらっています。普段子供と日常生活の話しをしていないお父さん、この機会に子供に学校や習い事の話し、趣味の話しを聞いてみてはいかがでしょうか(^_^)
暖かいうち、鼻が通っているうちに寝ましょう。
お風呂中に2〜3回鼻がかめたら、または長くなりそうだったらのぼせないうちに、お風呂を出て服を着ましょう。
入浴前に入れて置いたミントティーがほどよく飲みやすい温度になっていると思います。香りを愉しみながらも手早く飲ませ、体が温かいうちに布団に入りましょう。
入浴直後でまだ体がほてってるなら、掛け布団はかけずに寝かしつけ、寝たところでかけてやれば大丈夫です。春先で暖かいですし、小学生ともなれば寒ければ寝てても自分で布団を掛けますし、あまり気にしなくて大丈夫です。
横向きで寝ると呼吸が楽になります。
抱き枕や横向き寝用の枕があれば、仰向けでなく横向きに寝かしてやることで呼吸が楽になり、まだ多少鼻が通っていなくてもしっかり寝れると思います。
我が家には抱き枕や横向き寝用の枕はありませんが、一緒に寝てやり抱きつく格好で横寝させています。
横向き寝の枕は「こんな商品がありますよ」くらい紹介しようと思ったのですが、実際使ってみないとどれがいいか分からないですね・・・。
まあ、鼻詰まりが軽減していれば、もう夜中だし、無理に横向きにしなくても子供も眠たくて自然と寝てくれるので、さほど心配も無用でしょう・・・
(まとめ)我が家ではこれで寝てます。
まとめです。
我が家では、小学一年生の息子が夜に鼻づまりで眠れない時、この方法で寝かしつけています。
ポイントはお風呂で暖まりながらリラックスしつつ、数回鼻をかむことで固まった鼻水を出してやるところです。併せて発泡入浴剤とタオルで鼻に刺激と暖めてやることも効果的です。
会話とハーブティーでリラックスして、体が温まっているうち、鼻が通っているうちに布団へ入って寝かしてやりましょう。
もしこれが続く様なら・・・
この方法はあくまでも事後対応。子供も大人も寝不足になるのは避けられません。
病院で鼻炎の薬を処方して貰うと楽になるので、鼻詰まりで眠れない日が続く様でしたら耳鼻科で診察を受けることをお勧めします。
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