まさかマウスとスキャナを兼ねるとは・・・。ドキュメントの切り抜きをパソコンに簡単保存できるマウス「キングジム MSC20」

本や雑誌やパンフレットやマンガから、一部引用したいケースってあると思います。私はプリンタ複合機に付いているフラットベッドスキャナと、ドキュメントスキャナー、或いはデジカメを使用してこれら引用画像を準備していました。

ちょっと面倒だと思いながらも、他に方法がないと思っていた私はこれで満足していたのですが・・・。

よりスマートにスキャンできるツールを発見!

店頭でキングジムのマウス型スキャナ MSC20なる商品を見つけました。マウス型スキャナというのか、スキャナ付きマウスというのか・・・

要は、普段はマウスなのですが、スキャンしたいドキュメントがあったらボタン一つでスキャナに早変わり。マウスの様にドキュメント上を転がせば、ドキュメントを切り抜いたりすることなく目的の部分をスキャンすることができるという優れものです。

詳細はキングジムの商品ページをご覧下さい。

クリッピングに最適「マウス型スキャナ」 | KINGJIM
できることがわかりやすく紹介されています。

フラットベッドスキャナと比較

フラットベッドスキャナは、コピー機の様な平らなガラス面にスキャンしたいドキュメントを載せてスキャンする方式です。

フラットベッドスキャナより優れている点

全く場所をとりません。普段マウスとして使用していれば、ゼロスペースでスキャナを置いている様なものです。

厚みがあったり、重たいものでもフラットベッドにセットする手間無く、上からなぞるだけでスキャンできるので便利です。

フラットベッドスキャナより劣る点

マウスでスキャンしたい面をなぞるため、A4サイズやB5サイズなど紙一枚を均一にスキャンしたい場合は労力がかかります。

ドキュメントスキャナとの比較

ドキュメントスキャナは、コピー機のオートフィーダーの様に紙を複数枚まとめて一気にスキャンする方式です。

ドキュメントスキャナより優れている点

フラットベッドスキャナとだいたい同じです。フラットベッドスキャナよりドキュメントスキャナの方が設置に必要な面積は圧倒的に少ないですが、マウス一体型のスキャナと比べてしまえばその比ではありません。

ドキュメントスキャナより劣る点

A4とかB5とか一枚物をスキャンする場合、複数枚を一気にスキャンできるドキュメントスキャナに比べて、一枚一枚手作業でスキャンしたい部分をなぞっていくマウス型スキャナは大変です。この様な使い方には全く向きません。

デジカメとの比較

デジカメもドキュメントを撮影すればスキャナとしての機能をしっかりと果たすツールです。

デジカメより優れている点

ドキュメントの一部分を切り抜くという点ではデジカメで撮影すれば同じだと思うかもしれません。

でも、デジカメで綺麗に切り抜き写真を撮影するには、切り抜きたいものを真上から撮らないと、四角が台形に見えたりする様なゆがみ(遠近)まで映してしまうので調整が大変です。真上から撮影すると影がどうしても出来てしまうという問題もあります。

マウス型スキャナなら、これら方向による歪みや影を気にする必要がありません。

デジカメと異なり、パソコンに取り込む前提であるため、撮影したSDカードを抜いてパソコンに取り込む・・・という手間も省けます。

デジカメより劣る点

スキャンしたい面が平面でないとマウスでなぞれないのでデジカメの方が勝ります。

マウス型スキャナならではの利点

比較で挙げてきた様に、マウスとして使えばスキャナとして別途設置スペースを用意する必要が無いというのはかなりの利点です。

本など厚みがある資料の一部を抜き出したい場合や、新聞など大きな紙面であってもお構いなしに切り抜けるというのも大きな利点です。

手元でスキャンできて、スキャンした画像がすぐさまパソコンに取り込めるというのも便利です。

キングジム マウス型スキャナ MSC20のスペックは、解像度は400dpiと一般的なスキャナと比べて小さいものの印刷でもじゅうぶんな品質が得られる解像度です。OCRというスキャンした文字部分を解読してテキストとして保存する機能も付いています。保存形式もPDFJPGBMPPNGと画像形式だけでなく、XLSDOCTXTまで対応しているのも便利です、WindowsだけでなくMacにも対応しています。

カラーバリエーションは ブラックホワイト の2色が用意されているので、2色と少ないものの黒と白という対照的な2色であるため、色の好みがあっても問題ないと思います。

久しぶりに「これは!!」と思う商品に出会いました。

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