売却時の参考に→相見積もりで高値を基準にするつもりが安値を基準にしてしまい後悔した話し・・・

失敗に関する話題
YAMAHA フルート

先日、銀製のフルートを楽器買取店に売却しました。YAMAHA YFL-784Hというモデルのフルートです。買い取り価格はデジタル一眼と併せて7万円でした。

でも実はコレ、売却したのとは別の業者からはフルートだけで「仮見積もりで10万円前後、出張査定で正確な金額を提示する。」と言われていたのでした。

今回、相見積もりでこんなに高く売れましたよという体験談を書きたかったのですが、まさかの相見積もりしたにもかかわらず失敗しましたという体験談を書くことになりました(泣)

事前にとっていた見積もり

フルートはYAMAHA YFL-784Hという総銀製のフルート。2002年に購入し、10年使っておらずタンポ(キーのフェルト材)の交換が必要かもしれないということを伝えた上での2017年12月時点の見積もり価格です。

  • トイズキング(メールで回答)
    参考価格 75,000円前後(買取価格20%アップキャンペーン中)
  • 高く売れるドットコム(電話で回答)
    参考価格100,000円前後
  • 楽器の買取屋さん(電話で出張査定を進めてきた)
    参考価格は「解答出来ず」とのこと
  • イシバシ楽器買取センター(メールで回答)
    美品140,000円、良品120,000円、安心査定保証100,000円
    ただし、長期にメンテナンスしていないことから30,000円減額見込み

フルートは6万で売却決定(+_+)/

これだけの見積もりを取っていながら、売却先は1番最初に出張買取に来た「楽器の買取屋さん」でした。フルート6万、デジカメ1万の計7万での売却でした。

自分でも何故6万で即決してしまったのかは分かりません・・・。

楽器の買取屋さんと交わしたの「これ以上は限界です」という言葉や「どうせ見せればなんだかんだでぐっと下げられる」とか、「HARD OFFとかだとタダ同然で買いたたかれる」とか「10万以下で市場に出ているから5万何千円が限界だけど、端数を上げて6万だ」とか、「海外とか需要があるところに高く売っているからこれだけの値段で買い取れる」とか・・・。

いろいろ聞いている内に、どうせ安く買い取られるのだから、何日も時間を掛けずにもう売ってしまおうと思うに至ってしまったのでした・・・。

相手の話術に乗せられた・・・という感じでしょうか。最初から「見積額から引かれて当然」と思っている私を乗せるのは簡単だったでしょう・・・。

何が悔しいかと言えば、金額よりもむしろ、一番安値を提示しているお店に対して、言葉に語弊はありますが「詐欺師にまんまと騙された」かの様に素直に安値を受け入れてしまった自分が腹立たしくてしかたありません。

楽器の買取屋さんは「けっきょく他が安くて、またウチに買取を依頼してきた人もいる。ウチは2回目からは出張料が発生してしまうので今決めた方が得だ。」と言っていました。その話しを私は素直に受け入れてしまいました。「売って欲しいはずなのにそんなわけないだろ・・・。しかも最安値のくせに・・・」と思うと自分が情けなくなりますね。。

特にデジカメなんて「中級機は需要がないから、高値は付けられない。」を「そうなんですね・・・」と。「なら高値を付けてくれるところを探します。」くらいなんで言えないのか・・・。

相手ペースに乗せられない為の相見積もりだったはずが使いこなせませんでした・・・

下がるが本当でも10万のお店に「10万と言ったじゃない!?」の方が交渉し易いし、適切でした。

確かにどうせ安くなるのかもしれませんが、最初っから「どこもこれくらいしかつけれない」と出てくるお店よりも、10万円を提示してきてそこから減額の理由を提示して貰った方が納得もできるし、高値が期待できることなんて当然ですよね。

そもそも中古品の売却ってガラクタでもない限り、こちらが商品を提供する側なのでこちらのペースで交渉できるはずです・・・。

「ネットでは7万〜10万で見積もりが出ているし、6万では安すぎる。どうせ6万になるのだとしても10万を提示してきたところと交渉してみるので、今回はお断りします。」と言えば良かったです。

実際問題、6万しかつかないのかもしれません。でも諦めるのが早すぎました。

高価な品の売却には相見積もりは必須。そして時間的ゆとりも必須。

私は過去に自動車は自動車買取店に売却したことがあります。その際は数社の相見積もりをとり、全ての業者が金額を提示するまで売却は決めず、十分に時間をかけて売却先を決めました。

結果は大満足でした。

金額も予想以上に高額でしたし、何より売却して気持ちの良い買取業者さんに売ることが出来ました。

一方で、今回のフルート売却は最悪でした。

ネット上の買取参考価格が10万ほどであることを把握し、相見積もりをとったまでは良かったのですが、弱気な私は買取30%アップキャンペーン中でも7万5千円しかつかない店があるとか、タンポ交換で3万円減額されるらしいとか、最初は高い金額で客引きをしてなんだかんだで減額してくるはずだとか、大手の買取店だとタダ同然で買いたたかれるからそれよりはマシだとか、マイナスな部分ばかりが頭の中に巡ってしまったのです。

今月の多忙さも手伝い時間に余裕がなかったばかりに最安1社即決という悪手・・・。今年最大の後悔を味わいました。

買取店に買取を依頼する上での心構え

前回の自動車売却の成功、今回のフルート売却の失敗を教訓に心構えを整理してみました。

  1. 相見積もりを取る(複数の買取店に査定してもらう)
  2. 全ての業者の金額が出揃うまで売却はしない
  3. 高値を基準に何処まで出せるのかを問う
  4. 全ての金額が出揃ったら1日考える。その後2番手に1番手の金額を伝えお断りの連絡をする。(冷静に判断する為と最後の一押し)

この姿勢を崩さずに対応すれば、金額はどうであっても私の様に後悔をしない気持ちの良い売却ができるのではないかと思います。

相見積もりをするなら一括査定が便利

私は車の売却では一括査定サイトを使って数社同時に見積もりを依頼しました。これだと簡単ですし、買取業者も最初っから競争してくるのでスムーズでした。やっぱり相見積もりを取るなら一括査定サイトが便利かと思います。

売りたい物に一括査定サイトがあるなら一括査定サイトを活用するのがお勧めです。

ただ、今回の楽器売却(フルート売却)では一括査定サイトはありませんでした。その場合は自分で何社か申し込むことになりますが、一括査定サイトがなくても時間が許す限り沢山申し込んで相見積もりを取るのがお勧めです。

愛着のあるものこそ、複数の買取店から見積もりを出して貰って結果を並べ、気持ちよく送り出してあげたいものです。

そんなことを思った、今回の売却失敗談でした。

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