IT 企業で、職場がインターネット利用禁止による弊害。

私はシステム開発の関係でいろいろな現場を渡り歩いています。「渡り歩く」とか言うほどカッコいい話しではないですけど(^_^;)

私の場合なのですが、特に金融系の開発だとインターネット利用が禁止、そうでなくてもけっこう強い利用制限がかけられていて、ほとんど利用できなくなっている現場が多いです。

つまり調べものしながらプログラミングができないわけです。この時代にも関わらず…。インターネットをオープンにした人達が聞いたら、がっかりでしょうね。

何が弊害なのか・・・

新人の技術習得の足かせになるのです・・・。

大昔なら、インターネットが普及していませんから、膨大な紙のマニュアルがあったり、PDFやテキストファイルなどで用意されていて、それを読みながら試行錯誤で最適なプログラミングは何かをトライアンドエラーで作っては技術を磨いていったものでした。

最近ではインターネットの時代に突入して、オンラインマニュアルや、インターネットで様々な人が公開している失敗談やノウハウ集を見ながら技術を磨く方向にシフトしてきました。

それに伴って、膨大なページの紙マニュアルや、あらかじめPDFやテキストファイルがパソコンにインストールされるといったこともほとんど無くなってきました。

だから・・・

新人や入門者がその技術を習得しようとした時、インターネットが使えないと知識を得る手段がないのです(>_<。)

そうすると、出来る人が作ったサンプルコードを今も分からずコピペすることを求められたり、もっと効率的な方法があるのに気付かずにコードを書いたりと、進歩なくただ動く物を作るみたいになってしまい、おもしろみもなにもありません。。

インターネットは情報流出よりも情報流入の方がはるかに大きいですからね。情報流出は出口をふさぐのではなく、何か別の方法で対処できないものなのでしょうか・・・

コメント

タイトルとURLをコピーしました