先月の2016年2月17日に打ち上げられたX線天文衛星(人工衛星)の「ひとみ」が3月26日の午後4時40分頃、衛生からの電波を受信できず衛生の状態がどうなっているのか確認できない状態が続いているのだそうです。
X線天文衛星「ひとみ」はX線を用いた宇宙望遠鏡で、ブラックホールや銀河団が活発に活動し放出する高温・高エネルギーの天体を観測しその起源を解明を試みようという、世界が注目する人工衛星です。
JAXAが復旧を試み中
JAXA発表のプレスリリースで知りました。
JAXA | X線天文衛星「ひとみ」(ASTRO-H)の通信異常について
通信不良で状態確認できず、全社をあげて復旧活動中とのこと。
プレスリリースによると、電波を受信できず運用不能な状態が続いている様子ですが、短時間ながら電波を受信できた時もあることから、引き続き復旧作業を行っているということです。
心配ですね。
正常状態に戻ることを願う・・・
JAXAには、昔に小惑星イトカワから満身創痍でサンプルリターンを成し遂げた小惑星探査機「はやぶさ」が通信断絶になった際、3ヶ月耐えて正常状態に復帰させた実力があります。
その時の位置は地球からはるか3億3,000万Kmの彼方。月が地球から約38万Km、「ひとみ」は575Km上空でしかも地球を周回しているということで、居る位置自体は手に取るように分かる位置といっていい上空・・・
「はやぶさ」を地球に還した底力を発揮して、「ひとみ」も正常運用に乗せ宇宙の熱さを私達に届けてくれることを期待していたいと思います。
「ひとみ」もJAXAスタッフも頑張ってください(>_<)!
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