㊗小惑星探査機「はやぶさ2」、いよいよリュウグウへと旅立ちの時!

はやぶさ2 ミッションロゴ (c) JAXA

はやぶさ2 ミッションロゴ (c) JAXA

2015年12月3日、地球が太陽の周りを回っているのと近い軌道を飛んでいた小惑星探査機「はやぶさ2」は地球の引力を利用した地球スイングバイを利用して、目的地である小惑星「リュウグウ」へ向かう軌道へと軌道修正を実施していました。

ただ、地球スイングバイにより「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」が太陽の周りを回るのと近い軌道に入れたかが分かるのは数日かかるため、成否が分からないまま数日が過ぎていました。

地球スイングバイ成功

JAXAのウェブサイトにて、12月14日にプレスリリースが掲載されていました。その題名は「小惑星探査機「はやぶさ2」の地球スイングバイ実施結果について」でした。

JAXA | 小惑星探査機「はやぶさ2」の地球スイングバイ実施結果について
JAXA公式のプレスリリースです。

そこには次の様にと書かれていました。

地球スイングバイによって軌道を約80°曲げ、スピードは秒速約1.6km上がって秒速約31.9km(太陽に対する速度)となり、目標としていた数値を達成しました。

つまり、地球スイングバイ成功というわけです。

リュウグウへの旅が始まった。

はやぶさ2、地球スイングバイ成功(JAXAページより)

はやぶさ2、地球スイングバイ成功(JAXAページより)

地球スイングバイを成功させた「はやぶさ2」はさっそく、ONC-Tという光学航法カメラ(望遠)で地球を撮影して南極大陸の見える貴重なアングルの写真を届けてくれました。そして「はやぶさ2」本体は遙かかなたの小惑星「リュウグウ」を目指して旅立ったのでした。

小惑星「リュウグウ」への到着予定は2018年の夏頃だそうで、さらには2020年末頃の地球帰還までとまだまだ長い冒険のはじまりでしかありません。

小惑星「リュウグウ」からサンプルを採取し、地球帰還を果たすまで、しっかり応援したいと思います。

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