㊗ 油井 宇宙飛行士、無事にＩＳＳ到着。

２０１５年７月２４日 木曜日、日本時間の朝、Jaxa所属の日本人宇宙飛行士の油井 亀美也さんがロシアのソユーズTMA-17M宇宙船で打ち上げられ、日本時間の昼頃 ISS（国際宇宙ステーション）へ到着、無事にミッションを開始したということです。

ソユーズ打ち上げのライブ中継、仕事に行く前で時間があったので楽しみにしていました。４才の息子も楽しみにしていて、朝一緒に見ました。今回はその、ライブ中継を見たという話しと、油井 宇宙飛行士の応援です。

息子は前日から楽しみにしていた様子

前日の２３日、仕事の関係で２２時頃帰宅しました。子供は既に寝ている時間です。普段はわりと朝までぐっすりなのですが、その日は夜中に２度も起きてきました。最初はちょうどいいと思い、「明日の６時頃、ソユーズ打ち上げだよ」と伝えると、ソユーズがどうだとか油井さんがどうだとかいろいろ話してくれました。

ソファのところに「ぼくがHTVです」という宇宙船「こうのとり」の絵本が久しぶりに出ていた事も考えると、きっと翌日の打ち上げが楽しみで仕方なかったのだろうという感じでした。

当日、６時起床･･･

目覚ましの音で目覚めたのは６時数分前･･･、打ち上げの６時２分も目前でした(^_^;)

目覚ましの時間は予定通りだったのですが、てっきり息子が「打ち上げ始まっちゃうよ！」とたたき起こしてくるのかと思っていました。

肝心の息子はまだ寝ています。

無理矢理起こしてもな･･･と思い、小声で息子の名前を１回だけ呼んで部屋でJaxaのウェブサイトからライブ中継のページへアクセスしていたところ、息子が目を覚ましてやってきました。ソユーズ打ち上げのカウントダウン、発射１分前のところでした。

ハラハラしますね

息子は「失敗する可能性があること」や「失敗した時何が起こるのか」が分かってないのか純粋に打ち上げられるのを楽しみにしている様でしたが、ロケットの打ち上げはハラハラしますね。

もともと１００％成功するなんて言ってませんし、脚にミサイルをくくりつけて飛んでる様なものなので、失敗したら生存は絶望的、緊急脱出の装置だって第一弾ロケットがうまく切り離せなかったとかくらいなら使えそうですが、急な爆発でも大丈夫なものなのでしょうか？？

打ち上げ成功！

ソユーズ打ち上げが行われるカザフスタンのバイコヌール宇宙基地は夜中、肝心のロケット機体は打ち上げ時の炎で照らされたもののすぐに見えなくなり、炎だけが飛んでいく様な映像でした。順調に第１段、第２段、そして第３段が切り離され、船内の映像ではつり下げられた人形がふわりと浮く定番の流れ･･･。無事に地球外周軌道に乗り、無重力状態となった瞬間でした。

油井 宇宙飛行士達も手を重ね合い、打ち上げの成功をかみしめている様でした。

まだまだISSとのドッキングもあるとはいえ、ひとまずほっとした瞬間でした。私の方は心置きなく仕事に出発できました。

息子もライブ中継のリプライで発射の様子が２度放送され、今後のミッションの予定や視聴者からのコメントなどが紹介されライブ中継が終了する最後までしっかりと中継を見ていました。そして全てを見終わった後、朝起きてからもじもじ我慢していたトイレに駆け込んでいきました。。

ISSとのドッキング成功、長期滞在ミッション開始。

平日で仕事もあったので、ライブ中継第２部は見れなかったのですが、ネット情報でソユーズ宇宙船は太陽電池パネルが１枚開かないというアクシデントに見舞われるも、大きな問題は無く無事にISSとドッキングに成功し、油井さんらは宇宙ステーションの方に移動できたそうです。

そういえばソユーズって、前の補給船の時にも太陽電池パネルが１枚ひらかなかったけど、大丈夫とかいってませんでしたっけ！？歴史も長く重大事故はまず起きない信頼のロケットなので、これしきたいした話しではなにのでしょうが･･･。乗組員のみなさんも「そんなの良くあること」だと冷静に運転を続けた事でしょう･･･。

今回のミッションにぴったりの漫画

ソユーズを題材にした気になる漫画をみつけました。漫画で楽しみながら宇宙の知識が身につく学習漫画とのこと。宇宙のサバイバル２巻がソユーズ宇宙船編です。１巻は宇宙飛行士訓練編、３巻は国際宇宙ステーション編とまさに油井宇宙飛行士のこれまでと今回のミッションについて予習するにはもってこいの構成です。

次なるステージへ

来月には補給船のHTV（こうのとり）５号機の打ち上げも控えてますし、地球上の若田 光一 宇宙飛行士とISSの油井 宇宙飛行士のコンビネーションでロボットアーム操作によりHTV ドッキングも予定されており、まだまだ楽しみは続きます。

油井さんには１２月までの５ヶ月間、様々なミッションに取り組み、大きな成果を地球に持ち帰ってくれることを期待しています。それ以上に子供でも純粋に楽しめる様な映像や話し等がたくさんある事も期待しています！